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2017年11月08日06:56

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伏見稲荷大社 火焚祭

写真は伏見稲荷大社大社のサイト http://inari.jp/rite/?month=11%E6%9C%88#394 より拝借したもの。



京都市伏見区深草薮之内町68番地にある、私達京都人が「お稲荷さん」と呼んでいる伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)では、毎年11月8日、今年は今日、13:00〜火焚祭(ひたきさい)が行われます。

秋の豊穣に感謝すると共に春に迎えた神を山にお送りする祭です。

本殿祭終了後、火焚神事が行われます。

神苑祭場に3基の火床が設けられ、全国から寄せられた十数万本もの火焚串が、神職の大祓詞奉唱が行われる中焚き上げられます。

18:00〜は本殿前庭上では古式ゆかしい御神楽「人長舞」が奉納されます。

誰でも無料で観覧できます。



伏見稲荷大社は、ご鎮座は和銅4(711)年とされ、全国各地に祀られている稲荷神社の総本宮です。

古くは食物・蚕桑あるいは諸願成就の神、中世から近世にかけて商業神・屋敷神へとご神徳も拡大します。

本殿(重文)は明応8(1499)年の再興で、重要文化財の権殿のほか重要文化財の摂末社が多く、稲荷山の神蹟を巡拝する「お山巡り」は約4kmの道のりで、参道にある数千本の鳥居は壮観です。

2月初午の日はご鎮座ゆかりの日として古来、民衆が群参します。

4月20日に近い日曜日(神幸祭)から5月3日(還幸祭)は「稲荷祭」で、平安期からの伝統で同社最大の祭です。

5基の神輿が、南区西九条の御旅所に渡御し、還幸祭に京都駅周辺から松原通まで拡がる氏子区域を巡行して帰社します。

この神輿は全国でも優美華麗で、且つ重いものとして知られています。

11月8日は「火焚祭」で、秋の収穫のあと、春に迎えた穀霊を再び山に送る神事です。

十数万本の火串を火床で焚き上げ、神恩に報謝するとともに家内安全・罪障消滅などを祈願します。



伏見稲荷大社の通常の参拝は、

境内終日開放
 (お山巡りは日のあるうちに下山されることをおすすめします。)
授与所
 7:00〜18:00

伏見稲荷大社へは、

JR奈良線「稲荷(いなり)」駅〜すぐ。
京阪電車「伏見稲荷(ふしみいなり)」駅〜東へ徒歩約5分。
市バス南5・105、「稲荷大社前(いなりたいしゃまえ)」停留所〜東へ徒歩約7分。

近年外国からの観光客に大人気で、市バスは500円の1日券を持っている彼らでいつも満員ですので、電車でのお越しをおすすめします。

駐車場は境内に170台分ありますが、とても狭い本町通のJR稲荷駅前を往来する歩行者に苦労させられますから、パーク&ライド http://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kashikoku.html をおすすめします。

パーク&ライドとは、自家用車は混雑する市街地や観光地には乗入れず高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換えることです。

伏見稲荷大社へは、リンク先の内から京阪電車の駅に近い駐車場をお選びください。



伏見稲荷大社→http://inari.jp/
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