2017/11/05放送のそこまでいって委員会NPのテーマは、死刑制度の是非を討論する内容でした。
私は死刑制度廃止論者です。
まず、どんな理由があるにせよ、人を殺すことはいけないことです。どんな理由があってもです。
人には生まれる前からおよその寿命を決めてきます。
実が熟せば自然に落ちるように、肉体からたましいが抜け出すときにも適切な時期というものがあるのです。
熟していない果実を無理矢理もぎ取っても苦いだけです。
ましてや、人間に人様の寿命を決める権限などないのです。
寿命を決められるのは神のみです。
仮に身内の者が残虐な殺され方をしたとしても、罪を憎んで人を憎まずの精神でいなければいけないのです。
現在、世界の潮流は死刑制度廃止の国が多くなっているんだとか。中には、そんなことないと仰っている方もいました。
どちらでも同じです、ダメなものはダメなんです。たとえ99%の人が死刑制度に賛成でも、人を殺すことはいけないことです。
そんなことをいうと、被害者遺族の思いはどうなるんだと思われるかもしれませんが、仇討ちはやはりいけないことです。
人殺しに例外をつくってはならないのです。
そもそもどうして極刑が死刑なのでしょうか?
無理矢理たましいを肉体から追い出して一体何になるというのですか?
それで解決ですか?
たましいは永遠ですよ。
被害者の方にだってきちんと埋め合わせがなされます。
神の摂理を甘くみたらいけません。懲罰と報いは寸分の狂いもなく与えられます。
死刑制度存続を望む方々は、私に言わせれば皆さん唯物論者であるということ。肉体を奪うことが罰になると考えているんですから。そこに愛はありますか?
口説いようですが、たましいは死なないんです。
未浄化なたましいは、別の人に憑依して新たな残虐殺人事件を起こしているかもしれないんです。
自分に好意的な人を愛するのはたやすいことです。
しかし、敵意を持つ者を愛するのは難しいのです。
難しいからこそ霊格が上がるのです。
憎たらしい人ほど愛を注がなければいけないのです。
人は過ちを犯す生き物です。完璧な人間は一人もいません。
だから私は死刑制度に反対です。もちろん、賛成だという方もいるでしょう。大いに議論すればいいんです。
テレビで取り上げられるということは実に良いことです。
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