mixiユーザー(id:1299688)

2017年10月22日16:01

109 view

「淋しいでしょう〜?」は愚問也

自宅の電話が昨日からよく鳴る。
今日もどしゃぶりの中、投票所から帰ってきたら
立て続けに電話が3本。

父の香典の返しとして送った
(正確には弟のお嫁さんが全てやってくれた)
カタログが各地に届いたようで
親戚や父の友人の奥様達からの電話。

皆さん最後におっしゃることは判で押したように
「お一人なの?、
 淋しいでしょ?、淋しくない?
 夜は淋しいでしょ?」と迫ってくる。苦笑。

心の中で「淋しいと言ったら、アンタ、
アタシになんかしてくれんのか?」
と毒づいて日曜の昼下がりの時間は過ぎて行った。
( 一一)

下記は自分に言い聞かせつつ、
整理する意味での文章。
まず大事なことは
「人生は基本的に淋しいもの」というのが
私の基本的な考え。

だってよく言われることだけど
生まれる時も、死ぬ時も一人。
仕事でも何かを担当して
大きな失敗をした時も基本的に
責任は自分一人のものだから。

こういうことが
もしも芯からわかっていたら、
上述のような質問(愚問)を
気軽に(?)人にはしないだろうし、
逆にむしろ
「どんな時も本当は人は一人ではない」
ということもわかるのではないだろうか。

というのは心から愛する人たちがいれば、
どんなに淋しく見える
(私のようながんで独り身の女が
一人で死んでいくような)状況でも
大きな意味では一人ではないのだから。

ここで私の言う「愛」は
家族愛とか恋愛とかではないけれど。
では今の私にとって愛は何か?
と文字にすると綺麗ごとになるけど
やっぱりワンセルフカードのことや
私の書いたものを
大切にしてくれている人達を
思い出すとありがたく思う気持ちだと思う。

そういう意味で
もし自分が誰も愛していなくて、
自分のことだけで頭が一杯だったら、
いつだって淋しいでしょうよ、とも思う。

だから私は思春期・青春期の時は
自分のことだけで頭が一杯だったから
淋しくて淋しくて仕方なかった。
そのせいか夕暮れ時はやるせなく、
演歌も怖くて大嫌いだった。

それが変わって行ったのは
やはりがんと生きることになったことや
オリジナルのツールが
出来たことが大きいと思う。

勿論こんなに長雨が続くと
物理的には一人だという心細さは
人間だからどうしたって出てくる。
でもそれは仕方ないことだし、
人間の常だし、本当の孤独ではない。

私の考える本当の孤独とは
果てしなく暗く、
宇宙空間くらいに深いけれど、
どこか甘くて自分を強くしてくれるもの。
だから淋しさと孤独は別もの。

写真の画像は父の告別式から
途絶えずに頂く花たち。
このところ涼しいので生花も長持ち。
花は孤独の民の大いなる友ね。
(#^.^#)

【補記】
(1)10/1より
   『がんから教わるワンショットセラピー』
   復刊!!
   
   アマゾンで買えます。
   上記の書籍名で検索してくださいませ。
   定価1,100円

(2)会社のHPを10/1付で更新。
   http://oneself.life.coocan.jp/

(3)9/26付で認定トレーナーによる
   全国のワンセルフカード セラピスト認定講座の
   開講状況を更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(4)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   http://ameblo.jp/oneself2012/

(5)10/6付でキャンサーサバイバーとしての
   気づきを綴るコラムを更新
   http://masako9.cocolog-nifty.com/blog/
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年10月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る