天気図を少し読んでみよう。(気象庁発表の10月20日15時)
・日本の南海上に低気圧と、そこから東西に伸びた前線(停滞前線)がある。
低気圧はほぼ東へ動いているが、これは千島列島の東にある高気圧のまわり(南側)に向かっている。台風21号に南から押され、高気圧から吹き出している時計回りの風による動き。
・停滞前線に向かって、台風から反時計回りの強い風が吹く。
この前線、普通なら秋雨前線という名で呼ばれるもののはずだが・・・
台風からの風は大量の熱と水蒸気を停滞前線に運んでくる。この「前線」はあまり動かないタイプのものだが、南側が暖かく、北側に冷たい空気がある。断面では大量の暖かい空気が冷たい空気を無理やり押し上げる形になっている。
・大量降雨の危険
台風もだが、この前線は大量の雨を降らせる。南から無尽蔵の暖かい水蒸気が供給され、積乱雲が発生すれば落雷、降雨は激しいものとなる。(念のため、6畳間は約10平方メートルなので、100ミリメートルの降水だと1トンの水が降ってくる計算になる。)
・台風本体の風力
台風には950hPaという中心気圧が表記されている。これはとても強い台風であり、等圧線が詰まっている。風は等圧線に沿って吹く(台風は低気圧なので等圧線に沿うようにまわりから流れ込み、目から上に向かって吹き上がっている)。そして等圧線が詰まっているほど風は強い。
難儀なことに、今回の台風は大雨の後に強い嵐が襲ってくるという大規模災害の可能性がある。選挙は可能なら期日前に済ませておくこと、必要十分な備えをしておくことをこころがけたい。
ついでながら、これは伝聞だが、深さ30センチメートル(膝下ぐらい)の泥水が流れていたら人はまともに立っていられないという。
浅く見えても、流れていないように見えても、近づかないことだ。
■台風21号が超大型化!「重大災害のおそれ」厳重警戒を呼びかけ 気象庁
(ハザードラボ - 10月20日 17:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=187&from=diary&id=4822011
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