九州を走るJRの地方交通線、日田彦山(ひたひこさん)線は、
7月の九州北部豪雨で、添田(そえだ)〜夜明(よあけ)間が現在も不通のままです。
というのも被害箇所が非常に多く大規模であるため、
「新線を作り直す」ほどの復旧コストがかかると言われるほどです。
そして乗客数はというと、山間部になってくる添田以南はやはり多くないのが現実で、
輸送密度も約300(添田以南はもっと下がるかも)と路線存続自体が厳しい状況です。
私が乗った時も乗客は添田からはかなり少なかったと記憶しています。
このため、どうやら廃止も視野に入れられているようです。
もちろん、だからといって直ちに廃止になるというわけではなく、
いろいろな方法での復旧や存続のあり方が考えられると思います。
廃止するにしてもどこまでそうするのか等々・・・。
存続するならば、上下分離方式による存続となった只見線のケースもありますし、
また山田線の宮古〜釜石間などのように第三セクター化などの手法もありでしょう。
いずれにしても、JR九州単独での復旧・存続は厳しいとしか言えない現実があります。
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