積年の願い叶う『マリオブラザーズ』

全般的に記憶を掘り起こしています

年表
1983.7/14アーケード版可動
1983.7/15ファミコン本体発売
1983.9/9ファミコン版マリブラ発売

ファミコンを欲しがった情報源はコロコロ辺りだと思う
が、izumi少年はとにかく幼い頃からゲーセンっ子だった
最寄のスーパーの裏にいわゆる駄菓子や筐体が置いてあり、勝手に電源付けて遊んだり
そのスーパーの最寄にゲーセンがあるという好地形だった
ドンキーもドンキーJRもよく遊んだのでこの会社のゲームは面白いと幼心に植えつけられた
さて、マリオだ
記憶は怪しいモノで今の感覚ならアケ版とほぼ同時移植で通る日にちだ
さらに所持ファミコンのボタンがゴム四角の初期版だったのも覚えている
ファミコンを買う理由で四苦八苦した思いでもある、おそらくクリスマスだったんだろう

亡き親父がしっかりしてる人だったので間違いなく「ファミコン」を購入してくれた事には
感謝しかない（似たようなものやら子供のおもちゃの一律感等）
また買ってすぐにRFスイッチがTV裏面配属だと見るとその日の内に電気屋と話して接続して
くれて遊べた感動は今も熱い思い出に残っている

ここまで前書き

で、この家庭用マリオだが電源付けてわずか数秒後に違和感を感じる
…間幕が無い…（もちろんこんな単語は知らなかったが）
各敵キャラを倒す簡単な説明間幕がアケ版にはあったのだが、無い
さらに進めてボーナスステージもいわゆる暗闇面が無い
そしてそして難易度が上がれば出ると思ってた氷柱も落ちてこない
……これ、同じのじゃない……
思えばドンキーコングも3面が、ドンキーJRも間幕が無く

つまりファミコンというのはまったく同じアーケードが遊べるモノではないと深く絶望した

その後の各移植も物足りず、基板ユーザーに一時期なったもののマリブラには手を出せず
（アケ基板の管理の難しさと当時のネオジオのコスパ等）
ゲームの進化と共に34年、季節もほぼ同じ9月
ついに、家庭用スイッチのアーケードコレクションにて完全移植のマリブラが遊べました
片やアーケード黄金期の雄、ナムコはナムココレクションの名の下に色々な作品を出して
幼少時期の願いはほぼ叶いましたが、マリブラだけは本当に長かった…

幸せな時代だと思う、30年前のゲームも失われず楽しめるのだから



ファミコンを買ってくれた親父に感謝を