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2017年09月19日07:52

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温泉ラーメン


毎年GW(ゴールデンウィーク)とSW(シルバーウイーク)には学生の頃の友人と連んでいる(といってもシルバーウィークの定義=期間がよくわからんのだが)。GWには皆が集合しやすい場所、東京でSWが学校があった場所。その場所は日本を代表する美しく高い山の近く。自然がいっぱいで歴史的資産が多く、温泉もある。いわゆる観光地。とはいえ、4年も住んでいたので、その辺りは行きまくっており、行って、こぞってやることといえば、東京集合とほぼ同じ。オケ、フロ、メシ...といったところ。そのフロが温泉というだけのところだが、まあ、リアル温泉というので、やはり入り甲斐はある。

メシに関しては今回、大学の頃の知り合いが経営しているというラーメン屋へ行った。彼の店には開店時間だがという17;30には既に店の前で出待ち(入待ち)していたのだが、まるで学生時代の素行を思い出させている彼の如く遅刻。実は、その日、店に訪ねて行くことを告げてはおらず「いらっしゃいませ、どうもすみません、直ぐに開けます」と普通に挨拶されたあと、こちらのニヤニヤした顔に気づき「あっ」とわかってくれた。学生時代はバラがほぼ深紅の牡丹があしらわれた緑色のストラトキャスターを前歯で弾いたりしていた彼は、その日通販でゲットしたというラフィンノーズのTシャツを着ており、あいかわらずパンクな感じ。ラーメン屋の前にはダーツバーを経営する、ハイセンスでヤングな実業家だったのだが、今はすっかり、ラーメン屋のオッちゃんにおちついていた。

外観は一見一軒家。その一部を改装、増築している。4人掛けテーブルが3つに8人が座れるカウンター。テーブルスペースはかなり広い踊り場があり、置くに巨大液晶テレビが鎮座している。開店して暫く経っているにもかかわらず、木の香りがするカウンターは、丁度良い高さで、コンパクトにまとめられた調理スペースは、学生時代からそれとなく感じていた、知り合いの、意外とちゃんとしているさが滲みでているようだった。台風が近づいている...というのに、客は多く、開店直後から満席だった。そんな天気だから、バイトも集まらないのか、ひとり切り盛りしている知り合い。申し訳ないので、我々の注文は後にしていいから...と口にしたものの、なにしろお客産が絶え間ないので、注文。いま1人の知り合いと一緒だったのだが、自分が店一番人気の煮干しラーメン全部乗せ(海苔、チャーシュー、味付け卵乗せ)、相方があさりラーメンの同じく全部乗せ。なかなかうまかった。

かなり鋭い角度で逆三角錐な器。普通の白をさらに漂白剤で半日くらいつけ置きしたようなに輝くような白く、いい感じの角度と照度で降り注ぐ照明に映えている。同じ高さの外周に模様があしらわれ、その深さが余計に強調され、その中に盛られた、海苔、味付け卵、シナチク、そして麵、ちなみにチャーシューは3種類=レア(生)チャーシュー、味付けチャーシュー、ノーマルチャーシューがあるのだが、サービスなのだろうか、全種類が乗せられていた。
結局店には2時間滞在。客脚は絶えず、結局、その知り合いとの会話はほとんどなく、後で「申し訳なかった」コメントがSNSに挙げられた。まあ、忙しくてなにより。
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