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2017年09月18日21:37

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ヒコタンに捧げる作詞 94

 阿佐ヶ谷・駅裏・あかね荘




別れた日から
四五年が
過ぎても何故か思い出す
商店街の
夕暮れ時の
降り立つ駅の人ゴミに
まだあの人の
まだあの人の
背中が
どこかありそうで
仕事サボって
パチンコ通い
いつも私に叱られた
気の弱い人だから
阿佐ヶ谷
駅裏
あかね荘、、、




まさか私の
いない間に
誰かと約束するなんて
言い訳なんて
聞きたくないと
飛び出す深夜の雨の中
許してなんか
許してなんか
やるかと
拗ねるファミレスで
両手合わせる
あの人の顔
子供みたいに頼りなく
ズルズルと腐れ縁
阿佐ヶ谷
駅裏
あかね荘、、




このままずっと
このままずっと
こんな
感じで行くのかと
思ったやさき
プツリと切れた
人のえにしの頼りなさ
それゆえに気にかかる
阿佐ヶ谷
駅裏
あかね荘、、、



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