シンポジウム「中世地下文書の世界」
【趣旨】
荘園の現地には、中央の公権力文書を素材に体系化された古文書学では解
けない「地下文書」の世界が広がっていた。本シンポジウムでは中世地下
文書の全体像に初めて迫った共同研究の成果をふまえて、従来の古文書学
の枠組みや発想を超えた地域史料研究の可能性を探っていく。
《シンポジウム》
2017年10月28日(土)13:30〜16:30(13:00受付開始)
【会場】京都大学総合博物館 シンポ参加者も入館料400円必要
(京都市左京区吉田本町、京都市バス「百万遍」停留所下車南へ徒歩2分)
【報告】13:30〜14:10
春田直紀(熊本大学)「中世地下文書論の方法・成果・課題」
参考文献:春田直紀編『中世地下文書の世界』勉誠出版
【コメント】14:20〜15:20
佐藤泰弘(甲南大学)「地下文書の起源をめぐって」(仮題)
村石正行(長野県立歴史館)「中世の契約と地下文書の作成」(仮題)
参考文献:村石正行『中世の契約社会と文書』思文閣出版
【総合討論】15:30〜16:30 「地下文書論から見えてくる世界」
※シンポジウムに確実に参加される方は、下記春田までメールでお知らせ
ください(レジュメ配布数の参考にするためで、飛び入り参加も歓迎)
《サブ企画》「秦家文書見学会」 事前申込制
10月29日(日)10:00〜12:00(9:30開館)
【会場】京都大学総合博物館
※見学会参加希望者は、下記春田までメールでお申し込みください。
先着定員40名で締め切らせていただきます。
主催:中世地下文書研究会
お問い合わせ:春田直紀 e-mail:haruta@educ.kumamoto-u.ac.jp
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