雨でした

　今日は、庭掃除を気合を入れてやろうと思っていたのだが、朝から雨模様の天気。庭に出て作業を始めると「雨」。また雨がおさまって、庭に出て作業をすると「雨」、みたいな感じで、まともに掃除は進まず。コスモスの剪定作業ぐらいしかできなかった。

　それで、庭には出られないので、３月の演奏会に向けてラフマニノフの譜読みを始める。３楽章と４楽章は、２３日（土）にＯＢ総会で引く予定なので、ここから先に攻略。実はまだパートが決まってないのだが、２ndに決め打ちをして譜面を読んでいく。
　読むといっても、実際にはバイオリンで音を一音一音出しながら進めていくのだが、面白いのは譜面に指番号がしっかり印刷されている。これはやりやすい。どこのポジションで弾いてみるか？　とか、考えないで書いてある通りにさらい始める。４楽章の最後のページは大分さらってみて、結構するする弾けるようになっている。
　今までは、こんなに早くは弾けなかったのだが、明らかに実力が向上している。我ながら、「面白い」と思えるぐらい。なるほど、このぐらい楽器が弾ければ結構面白いよね、と感ずる。と言っても、ラフマニノフの２番は、2ndのパートだけ弾いていても、割といいメロディーなのである。マーラーとは全然違う。曲の違いというのは大きい。
　そして、すこしさらってみて、皆さんがラフマニノフをやりたがる意味も分かった。これは楽しいと感ずる。日曜まで、マーラーで結構苦しい思いをしてきているから、苦労して崖を登った先に広がったお花畑を散策しているような気分、とか形容ができるところ。
　偶然ではあるのだが、何かの曲をとりあえず演奏会までやって、その先に進んだ時、色々と分かることがある。プログラムの組み方でも相互の曲に何らかの関連性なんかがあると面白いというケースは多いのだが、今回カップリングになっているのはベートーベンの８番。こちらも良い曲なのである。何か来年の話なのだが、少なくともそこまでは生きて演奏会を充実したものにしたい、と考えるようになった。

　さて、国連での決議案が出来上がっている一方で、ＮＡＴＯの方からも方針が出てくる。北朝鮮への経済制裁が「骨抜き」になってしまっているのは周知の事実だが、これを追求しだすと、世界が二つの勢力に分断する可能性が高い。
　いわゆる西側対東側、というような対立構図になり易いのだが、東アジアでは日本と中国、日本とロシアは大きな貿易を行っていて相互の信頼関係もある程度作られてきている。北朝鮮の問題でこの辺が分断されるとある意味大変なことになる。そうなっては多くの人は困るし、そうならないように上手い舵取りが求められるところ。

　また、北朝鮮の一般国民にはこれと言って罪があるわけでは無い。国家が独裁体制で逆らうこともできないから、従順に暮らしているのだろうが、本当はもう少し民主的な体制の下で働いたら働いた分は収入があって、自分の食べたいものを買って食べることが出来る、ぐらいの幸せはあってよかろう。そうではない状況は見過ごしておくことはできない問題だと思われる。
　韓国では長らく、そうした経済状況を助ける動きはあった。元々国境線を挟んで軍がにらみ合っているので、軍事に対する支出が多く、国民にも徴兵制が敷かれている。隣国のことながら大変な状況の中で、北への経済支援が行われていた経緯はある。
　本当は、こうした状況は早く解消すべき問題だろう。もっとも、３８度線でにらみ合っていてくれるからこそ、東アジアは平和であった、という見方もあながち間違ってはいないのだが、そうはいっても、この辺が潮時なのではないか？
　北朝鮮が考え方を変えて、武器を売って利益を得ようとするのではなく、まともな産業を国の基幹産業にして、その収益で暮らすことを考えるべきだし、国境線でのにらみ合いも解消して、周辺国との正常な関係を取り戻してはどうかと思う。

　金正恩自信は、そんなことをしたら暗殺される、とか思っているのかもしれないが、それは身から出た錆であるし、そうなっても彼に同情などしない。独裁者が保身のために多くの人を苦しめたり、世界を敵に回すという事態は以ての外である。反省すべき点であろう。反省しなさい。反省しろ。反省せよ。
　彼が一市民となって地道に働いて暮らす、みたいなことは、仮に北朝鮮の独裁をやめたとしても朝鮮半島では無理なことだと思う。ロシアかどこかの国に亡命して、ひっそり暮らすぐらいだろうか？　ロシアもそのぐらいは手を差し伸べても良かろう。

　ぜひ、これ以上の無謀な暴走を止めて、改心していただきたいと思う。

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北朝鮮への圧力強化を、ＮＡＴＯが声明で各国に呼び掛け
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4754529

［ブリュッセル　６日　ロイター］ - 北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）は、すべての国に対し、北朝鮮のミサイル・核開発阻止に向けた制裁措置の強化を求める声明を出した。制裁履行に消極的とみられる北朝鮮の貿易相手国に向けたメッセージとみられている。

声明は「北朝鮮が脅迫的で、事態を不安定化させる道を放棄するよう、すべての国が現在の国連制裁決議をより完全に、かつ高い透明性を持って履行し、断固とした圧力をかけるため一層努力することが必要不可欠になっている」と訴えている。

外交筋によると、北朝鮮の貿易相手国である中国やアフリカ諸国が現行の対北朝鮮制裁を十分に履行していないとの懸念がある。

ＮＡＴＯのある外交官は「中国やアフリカ諸国、その他のアジア諸国は北朝鮮との貿易を続けている。われわれの政府はギニアビサウ、マレーシア、中国に制裁履行を強化する必要があると伝えている」と語った。

国連での新たな制裁導入に向けた取り組みはロシアなどからの反発に直面している。

ロシアのプーチン大統領は６日、北朝鮮問題は経済制裁だけでは解決できないと述べ、石油輸出禁止措置に反対した。

また、ＮＡＴＯのストルテンベルグ事務総長はＮＡＴＯの声明とは別に、１０月に韓国と日本を訪問する計画を明らかにした。