mixiユーザー(id:6225375)

2017年09月04日07:23

61 view

この秋最初の...

いくぶん涼しくなったなあ、と思えば当たり前、すでに9月。自分のイメージのなかでは夏は8月31日までということがあるのだが、それにしても、ここまでカレンダー通りに季節がシフトするものなのかという印象。とはいえ、涼しくなったからといってやることは同じく。毎朝日記を書いて会社へいって仕事(めいたこと)をする。帰宅後夕飯を作って食べ、その後、または食べながら映画を観る。読書の秋というが、読書もさることながら、映画も観る。ちなみに、一昨日は(昨日は仕事)3本の映画を観た。

1本目はタイトルは良く忘れたのだが、初めての子供を幼くして亡くしてしまった、夫婦、その関係の喪失と再生の物語。舞台はニューヨークで、夫はレストラン経営、がその店はパっとしない。父親も同様、レストランを経営しているが、彼のそれはとてもメジャー。その父親から「そんな店やめて..」自分の店を手伝わないかといわれている。子供を亡くし傷心の妻は大学教授の父とヤングアダルトな母、女優をやっていた(?)シングルマザーの妹が住む実家へ、夫と別居後で出戻りする。父親から勧められ気分転換に彼の大学の聴講生になる。そこで出会う女子講師(教授?)との交友などでナニかしら感じ入る。

ありきたりなストーリで,幾度となく焼き写しされたプロットではあるが、この作品の斬新なのは、2本立てであるところ。夫、妻両方の視点から1本づつ作られている。共通の時間だけでなく、お互いが知らない相手方のストーリの他、2人が絡むシーンも違う角度から捉えられている。本来は推奨する「こっちから観たほうがよい」という順番があったのだろうが,自分は夫→妻、と観た。観た後に思ったのだが、その順番は正しかったろう。

残りの1本中1本も2本立て。ロクヨン。自分が観た映画としては珍しく邦画。たった7日間しかなかった昭和64年に発生した幼女誘拐殺人事件をモチーフにした映画。天皇崩御のニュースのうらで、報道されることが少なく、そのことが理由なのか、お蔵入り(つまり解決しなかった)したのだが、時候直前に、捜査が進展し解決するという物語。そうやって書くと、エピソードとしては、ありきたりな感じもするが、2本だてで観てちっとも退屈に感じなかったほどの、しっかりしたプロットだった。....という感じの、この秋最初のお休み。DVDを借りに行く以外は殆ど外出もしない珍しい休みではあったが、まあ充実していた。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する