ヒコタンに捧げる作詞　８４

　ヴァイアコンディオス〜朝も夜も〜




着いた日から
雨ばかりの
この街は
朝も夜も
夜も朝も
けだるすぎて
天蓋つき
ベッドの上
汗にまみれ
むさぼるように
抱き合う
二人だよ、、
ヴァイアコンディオス
よせよ
不意にマジになるのは
ヴァイアコンディオス
どうせ
二度とは
帰れぬ
母国（くに）ならば
いっそバカになりきり
そうさ、今日を楽しむ
待つのは
地獄だから、、





君の罪と
ボクの罪を
重ね合わせ
朝も夜も
夜も朝も
逃げるように
金の泡の
酒に溺れ
街を行けば
ワットの中
仏陀が
見つめてる、、、
ヴァイアコンディオス
よせよ
そんな優しいそうな顔で
ヴァイアコンディオス
どうせ
二度とは
帰れぬ
母国（くに）なのに
サングラスで隠す
ボクの目の中に
じんわり
滲む涙、、、





ヴァイアコンディオス
よせよ
不意にマジになるのは
ヴァイアコンディオス
どうせ
二度とは
帰れぬ
母国（くに）だけど
せめてキミだけでも
帰れよと言いかけて
やっぱり
地獄だけさ、、、