『エッセンス』

背景に持つもの

持たぬもの

論理的な論じあい

ある側面によっては

それを持たぬものなどない

とも言えるのか


しかし、時と

時の中で宿る

そのエッセンス


もし、地図を持っていたのなら

宝探しも楽であろうに


けれども、

エッセンスを持たぬものが

語るも

先眺めては

そのバランスを
失うこともあるのか



長い目で見た

歯車の連鎖

巨大や極小の歯車の連鎖


その先にある

歯車のバランスを取ろうとすれば

何の働きがあればいいのか


エッセンスを知らぬものは

迷わせてしまったのか

一時の理解という
枠組みの中で


背景に流るる
エッセンスと共にいるものは

おそらく、

なんらかの配慮を持って


そしてそれは

どんなに不器用かもしれないけれど



ずっと先にある

歯車の動きを慮って



慮りの幅が

行く先々の歯車を

包んで


ある意味の叡智としての

一側面は、

慮りの中に あるのかもしれない


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エッセンス持たぬものは
論を持つが、芳香がせず

エッセンス持つものは
芳香の中で、慮りの実践に入るのか？


わからないが

地図を持たないガイドに

身を任すには

リスキーすぎるようにも

思える。