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2017年08月05日07:06

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特別展『傑作・浮世絵揃い踏み』

岡山県立美術館で開催中の特別展『傑作 浮世絵揃い踏み』を見学した。

本展では我が国を代表する平木コレクションの中から選りすぐりの200点を出品。
歌川広重の代表作「東海道五十三次」初刷全点を始め、葛飾北斎の「富岳三十六景」、菱川広重の「名所江戸百景」、喜多川歌麿、東洲斎写楽の役者画や美人画等、浮世絵の魅力を余す事なく展示。
他には岡山の津山藩御用絵師となった北尾政美の「浮世絵仮名手本忠臣蔵」全11点も含まれている。

特に「東海道五十三次」の木版画は「日本橋」から「京都」まで全品が53点と思っていたが、実は55点を展示。
また、保永堂版の初刷を中心に後刷や変わり図もいっしょに並べて、その違いや表現を図示解説していたのが大変勉強になった。
版画の原板が摩耗して彫り直したとは言え、なぜこれだけ図案を変えたのか非常に驚いた。

これらの「浮世絵」は切手の図案でよく目にしていたので昔から興味を持っており、実物を目の前にして感激。
会期は今月27日までなのでお近くの方にはぜひ見学をお勧めしたい。
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