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2017年08月03日23:52

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戦慄!マンション怪獣誕生

会社から毎月支給される商品券をコツコツ溜め、とうとうPS4を買った。
たぶん、これが自分の為に買う最後のゲーム機になるような気がする。


・スパイダーマン2

サム・ライミ版。そういえば1以外見ていなかったと思い立ち鑑賞。当時は最新映像に興奮した記憶があるが、2017の現在、改めて見てみると意外と古い映像に驚く。
ただアクション・CGは今見ても遜色なく、アームが手術室で暴れだす際のカメラ・演出などはホラー的でおそろしく、さすがサム・ライミといったところ。
トビー・マグワイアの表情が抜群で、ピーターの、真面目な好青年だがせわしない世の中になじめず色々とうまくいかない日常や、MJ・ハリーとのどこかギクシャクした友情、ヒーロー活動と自分の生活の間の葛藤などが良く描けている。
よく言われている「MJブサイク問題」だが、改めてみると確かにさほど美人ではないが言われるほどブサイクでもない微妙なところ。なんにも悪くないジョンへの仕打ちはけっこうヒドイし、どう見てもアースラ役の子の方が…キルスティン・ダンストは今の方が全然魅力的ではあると思う。
素晴らしいシーンである列車の場面をはじめアクションとVFXに目が行きがちだが、ドック・オクのヴィラン化後の変貌ぶり、そのドック・オク暴走後のハリーの荒みっぷりや2年たってもベンを忘れられないメイおばさん、クソ野郎っぷりが不快を通り越して清々しい編集長など濃いキャラクターたちの名演技も必見の大傑作。
そういえばハリー・オズボーン役がジェームズフランコだったのを忘れてた。セス・ローゲンファミリーとしてのコメディタッチな役ばかり見ていたので、デキる男としての彼はとても新鮮。


・スパイダーマン3

若いころ、リアルタイムで観たグリーン・ゴブリン(1)はいまいち地味な印象だったけど、ホバーボードを使ったバトルはダイナミックでかっこいい。しかしサンドマンのCGは凄いな、10年前の映画なのに、今見てもまったく遜色ない。

ハリー=ニュー・ゴブリンとの確執、ベンおじさん殺しの犯人=サンドマン、ヴェノム=自分との戦いだけでアクションとしてはお腹いっぱいなのに加え、MJとグウェンとのドラマ、ブロックとの対抗戦と2時間20分のいう長尺にも収まりきらない詰め込みっぷり。
クライマックスのバトルはものすごく燃えたのに、急にしんみりしちゃって、サンドマンとか理由はどうあれ、許されるべきでもなけりゃケジメも何一つつけてないのに「許す」ってさあ…いやピーターが許すのは勝手だけど。
今作のテーマは「許し」ということで、最後はこうでなくてはいけなかったのはわかるけど、警察に自首するとか、せめて二度と悪事は働かないことを誓うとか、ケジメをつけて欲しい。
それと、ハリーの執事があそこで唐突に真実を告白するのはさすがに遅すぎ。最初から言っていればここまでこじれることもなかっただろうに。
MJの微妙っぷりは変わらずだがグウェンもたいがいだと思います。ハリーとの一件のせいでビッチ呼ばわりされることの多い今作のMJですが見ている限りそれほど悪い印象はなかった。ピーターの中盤の勘違い+ゲスっぷりも含め、20歳そこそこの若者が空気に流され愚かなことを仕出かすことにそこまで嫌悪感は抱かなかったなあ。2人とも若者ですよ。
相変わらず核心をガツンガツン突いてくるメイおばさんに、さらっと良い人たちな大家親子といった癒しポイントは好感触でした。
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