安倍自・公政権の“断末魔”

今迄、安倍一強　とか言われて来ました「自・公政権」ですが、此処に来て漸く翳りが見えて来て、今や断末魔の様相を示して居ます。

人間、権力が強大或いは磐石に成りますと、傲慢・不遜に成り、したい放題が出来ると勘違いをする物です。　安倍政権の場合もその例に漏れず、ここ数年の安倍政権の暴走は本当に醜い物で、安倍の率いる「自民党」と言う政党は、「一強」によってどんどん劣化して来たようです。

安倍の打ち出した「アベノミックス」「三本の矢」なんて、初めから全く信用して居ませんでしたが、案に違わず日本の経済再生に対して何の効果も有りませんでした。
一部には、求人率推移などに付いて、上昇の実績を見たと言う向きも有りますが、そんな事は数字のマジックや統計の取り方の問題で、その証拠に全国のシャッター商店街は、全くシャッターを開いた事実は有りませんし、全国の学童の貧困率は何と６人に1人が、無償の教育費以外に必要な雑費なたは経費を支払う事が出来ず、学校に行けない状態だし、非正規雇用は減少しておらず、サラリーマンの年収は低い侭です。

斯う言う現実の中で、最近の安倍政権は急激に国民の支持を低下させ（元々自・公政権を支持する事自体が異常でしたが)　此れを肌で感じた“日和見マスコミ”が、政権批判へと舵を切り始めた気配です。将に“安倍一強”の、終りの始まり　と言うべきでしょう。

でも、此の所の自民支持率の低下は、遅すぎた感じが強い気がします。国民はもっと早く「安倍自・公政権」のタチの悪さを気付くべきでした。此処まで最悪の状態に成るまで安倍を支持してきたのは、国民の大いなるミスでありその蒙昧さを示す物です。