加計疑惑の「閉会中審査」

良識ある国民の予想通り、前川氏と政府側の議論は平行線で、結論は出ない侭である。

其れは当然そうであるだろう。此れまでの安倍政権、特に安倍氏の色々な言辞を見聞きして居て、彼等が如何に低劣で欺瞞に満ちた政権である事は十分判って居るから、今更驚くには当たらないが、一国の指導者集団がこれ程までに恥知らずであるか ! と思えば、本当に情けない状況です。

この問題に付いては、色々な証言や状況証拠から、安倍が自分の親友である「加計氏」の為に、従来の合理的な規制を、態々「岩盤規制」等と言い立てて、突然この規制を解消すると言う理屈をつけて廃止し、加計学園が今治に設立する大学に、「獣医科」を設置する事の許可を出させた！其処には内閣総理大臣の職権を笠に着た省庁への圧力が有った事は歴然で有るにも拘らず、烏を鷺と言いくるめ、知らぬ、存ぜぬ、で逃げを打っている厚顔無恥さを、国民は判らないと思って居るのだから、呆れ果てて開いた口が塞がりません。

彼ら「自・公政権」の連中は、実に古典的な日本の言い習わし、「嘘も百回繰り返せば真実に成る」を実行して居るようです。
兎に角　「シラを切り通せ！」　「恥も外聞もかなぐり捨てて嘘を吐き通せ！」と言う事なのでしょう。そうしてる内に、バカな野党や国民は付かれて諦めるだろう、と言う事なのですね。

一国の宰相が、バカで恥知らずだと与党の政治屋共はドンドン劣化し（現にこの所の与党議員たちの馬鹿さ加減は目に余るものが有ります）、国民は説だいな迷惑を蒙ります。其れのみか世界の笑いものと成り、安倍氏など国際会議に出席しても、表面上は兎も角、裏では常に物笑いの種と成って居るのです。ですから、貧乏ニッポンの財布の中身も考えず、お金をばら撒いて歓心を買おうとするのです。日本国民こそいい面の皮ですな。