ただ、そこにあるのは生きるといふ事。
現実でしかない。
しかし、心はそれを受け入れる事はない。
現実と心の乖離。
日々、その乖離は大きくなる。
ずれた心に現実に縛られる肉体。
だから望む。
これ以上の乖離を進めぬ為に。
それ以上に苦しまぬ為に。
ただ、その時思う。
それが正しい事なのか?
その答えは出ない。
でれば進めるのかな?
でれば生きていけるのかな?
単純な答えなら艱難に出せる。
だが単純な答えに従える程、シンプルではないのだ。
心と頭は。
だから、心が揺れた時、公演の事を考える。
それだけを考える。
これからを考えなくていい瞬間。
でもそれは溺れているだけかもしれない。
それでもいい。
そこから逃れる訳にはいかないのだから。
そうしてまた擦り切れてゆく。
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