都議選は「都民ファースト」が勝ちました・・・・・が、

両手を挙げて浮かれて居られない所に、日本の政治の現状が、地方も、中央も、今や救い難い状況に在るのを、心配しなければなりません。

今度の都議選は、小池百合子氏率いる「都民ファースト」のグループが大勝利をし、自民は議席を半減しました。都民は正しい判断をし、自民党政治の腐敗ぶりを厳しく峻別した ! と言う専らの評価ですが、　ちょっと待ってね、そうそう浮かれて居て良いんですか？　と言いたい巷の話が漏れて来ます。

今回「都民ファースト」が勝利したのは、国政の場で自民党議員たちの相次ぐ不祥事が、自民党の足を引っ張った事も然る事ながら、　《アメリカ・ファースト》を叫んで大統領選に勝ったトランプの後ろに、「バーノン」と言う黒幕が居た様に、
小池の特別秘書に「野田　数」と言う人物がいて、「都民ファースト」の公認候補の選定や、その他に付いても関わりを持って居たのです。其れだけなら何も言う事は有りませんが、

此の、「野田　数」と言う人物、過去に、
＊高校の教科祖から“南京大虐殺”の項目を削除するよう求めたり、
＊石原が尖閣を国有化した時、此れを全面的に賛成し、尖閣へ上陸して日章旗を振って居た、とか
＊右翼雑誌、「ＷiLL」「ＳＡＰＩＯ」「正論」などに寄稿して軍国主義をモロに賛美して居た！
と言う経歴の持ち主です。

こんな人物が選ぶ候補者に、リベラルな候補者が何人居るでしょうかねェ？

また小池は、今年１月１０日に　安倍晋三、菅　義偉、等と会談して居ますが、その席上、
「衆院選では、総理と一緒に自民党の候補者を応援します」等と約束しているのです。

私は別のサイトで、「小池は所詮自民流れの政治屋、安倍と裏で繋がって居るに違いない」と書きましたが、此の指摘は将にズバリ！　彼女はとんでもない女狐だったと言えます。

東京都民の皆さん、彼女が何時化けの皮を脱ぐか、今後が思いやられますねェ。