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2017年07月02日11:27

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障がい児支援チャリティ演奏会

「阪神フィルハーモニック管弦楽団」と言うオーケストラが有ります。
と言いましても私は以前から知って居た訳では有りません。その存在を知ったのはつい最近の事です。

私はこの頃、無料または低料金でクラシックを聴かせてくれる、「アマチュア・オーケストラ」の演奏会に度々足を運んで、その演奏を楽しんで居ます。其れを始めてから、日本には何と数多くのアマチュアオーケストラが存在し、市民にクラシックの音楽を提供しているのか ! と言う事を認識し、日本の音楽文化の高さに今更ながら驚かされました。

先ず、余程クダラナイ駅前大学でない限り、殆どの大学に「学・オケ」即ち「学生オーケストラ」が存在し、毎月の様に演奏会を開催して居ます。
そして、私が住んで居る関西地方での多くの地方都市に、市民による「アマ・オケ」所謂“私”の団体のオーケストラが存在し、活発に活動しているのです。

それ等の楽団は、無料または低料金で演奏会を開催し、音楽文化の向上に寄与しているのです。

で、冒頭に挙げた「阪神フィルハーモニック管弦楽団」ですが、その活動の一つに、「日本福祉適正化機構」と言う機構の趣旨に沿った活動もして居て、タイトルの示した演奏会や施設へのデマ連想などもしているようです。

昨日、その演奏会へ行って来たのですが、正直に言いまして、聴衆は非常に少なく50%の入り、と言う感じでした。今まで私が行った演奏会のどれよりも聴衆が少なく、かなりさびしい感じがしました。 
会の性格上、当然チャリティ募金が有り、演奏会終了後に思い思いにお金を投入する方式ですが、あまりお金を入れている姿は見かけませんでした。
恥を忍んで申しますが、私は千円札の持ち合わせが無かったので、ポケットの中の硬貨、500円一枚と、100えん二枚をボックスに入れましたが、別に100円でもいいから、多くの人が支援の気持ちを表しては如何か? と痛感しました。

と言う事を踏まえた上で、今朝の朝刊の社説にも書かれている、企業の弱者に対する「合理的配慮」の問題です。
先日世間を賑わした、「バニラ・エアー」の車椅子の乗客に対するれ酷な仕打ちの話です。
如何に低価格の航空運賃だとは言え、乗客の身体条件で登場を断ると言う営業方針の低次元さには、只々唖然とするばかり、未だの斯う言う規定を存続させている企業が有る事に、今更ながら日本の後進性を思い知らされます。
其れのみか、此のニュースが流れた後、当事者の男性が「確信犯」だとか「クレーマー」だとか言うバッシングがネットに流れたと言うに至っては、これまた日本人の「ソシアル・イクオーリティ」に対する鈍感さを見せつけられた思いです。

昨日の、演奏会でも心身に障害が有る聴衆が、頻繁にトイレに立ったり、持ち物を床に落としたり、奇声を発したり、する人も来ていましたが、私は当然斯う言う事を想定して行きましたし、他の人も嫌がる素振りは見せませんでした。

私自身も、油断すれば差別や偏見の意識が心中に宿る事が有るのを否めません。反省する事の多い毎日ですが、少しでも日常の心に 公平さ を保てたら良いのにな、と思いました。
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