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2017年06月19日10:05

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夏至

もうすぐ夏至。太陽が昇っている時間というのが1年のうちで一番長い日。なぜかワクワクするのは、学校から解放され、日没と戦いながら自由を満喫していた子供の頃の記憶があるからか。ちなみに、夏至の反対は冬至。一番夜が長い日。冬で寒いこともあり、なかなか良い印象はない。日の出から日没までの時間がキッカリ12時間。太陽は真東から昇り、真西に沈む。アルゼンチンからザンビアまで古代の人々はその奇跡的な現象にのけぞり、祭事を催した。

ちなみに冬至を数週間過ぎた頃、北回帰線なる場所に行くことがあった。北回帰線とは夏至の日に、太陽が真下になる場所。具体的には北緯23.4度なる場所。地球の軸(つまり地球を丸焼きにしようとした場合北極から南極にかけて突き刺した串の感じ)は、太陽に向かって垂直な角度から23.4度傾いている。そして地球が1年かけて太陽を一周する際、その軸は同じ方向を向いており、北の軸のてっぺん(つまり北極)は太陽に向かって傾いているところから(夏至)太陽とは反対側に傾いているところ(冬至)へと周回する。つまり、夏至の日には、いまから太陽のまわり半周前に場所(つまり北回帰線)では、真天頂に(つまりその地点が太陽の真下になる)太陽があるということになる。

もう10年くらい前からだろうか、夏至の日には、電力を消費する灯りを消して、蝋燭などで過ごすという運動がある。資源を消費し温室化ガスなどをガンガン排出する電気を使わないことによって、エコな暮らしについて考えるという試み。蝋燭だってCo2は出してるだろう、と思うのだが、まあ、ソコを含めて、限りある資源について考えるということは、イイことだとは思う。が、そんな夏至の日。ほぼ過ぎた後になって気づく、その日が夏至だったと。

おそらく、梅雨のど真ん中なので、雨、よしんば曇りという有り様。日照時間が長い、という感覚がほとんど無く、ちなみに、人々が開放的になりったり、いきり立ったりするする季節の直前なのでソコソコ忙しかったりする(己がいきり立ったりすることも含めて)。が今年はちゃんと意識している。個人的にはだいたいが6月には、それがないので、国民の祝日にしても良いくらいだと思っている。その想いを裏切らぬよう、今年はちゃんと、長くトワイライトな時間を味わいたいと考えている。

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