3年ほど前、熊本で熊大の春田さん・学園大の小川さんと飲んだ、ちょい苦手な馬刺しとかで(でも美味しかった)。そこで村の文書の研究がないよねって、僕が話した。20数年前、僕が初めて村の文書に関する論文を書いた。でも学界の誰からも見向きもされなかった(T_T)。
そのことを春田さんは知っていたらしく、それでは科研費をとって研究会をしましょうと言ってくれた。ただ僕は自分の科研費を持っていたから、それ以外の研究代表者にはなれない。それで春田さん骨を折ってくれた。とても嬉しかった。そして立ち上がったのが中世地下文書研究会。「ちか」じゃないよ、「ぢげ」w。
彼は僕なんかとは比べようもないくらい真面目で実直な人。とても用意周到に話が進んだ。ただし若い研究者を知らないというので、僕があれこれと声をかけた。この論集の若手のほとんどがその方々。彼らの将来がとても楽しみ。
そういう経緯で、この論文集には格別の思い入れがあった。それが届いたのがとても嬉しかった。
明日(あ、もう今日だけどw)・明後日、7回目の地下文書研究会が立教で開催される。研究会の今後の展開も楽しみ。
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