mixiユーザー(id:4209164)

2017年06月16日12:38

110 view

【魅せ】

【魅せ】 

天土に、入りし人の、もどかしさ

くれてやる、くれようぞて

縁遠しき

夏草の水玉に光る雫

しんじんの応

応として答える

魅せらば、人々の

天土に潜む越え(声)


触れるなら、一興が

しかし、知、使いし人々共々

触れられざりき

応としての一興


いつまでもいつまでも

書面をはいつくばり

競い合っている


離れるがよ、自然がよ


奥に触れられし

松明の光

赤く轟々として

静かに照らしている

まるで

不動明王の照らす松明のようだ


熱に触れて動きだす

動きは、熱に暖炉をとる


書面からは、なにも触れられずのようだ

動きも、はじまらず

なにもしていない


動きを起こす

起こし の触れ合いに


触れ合いから起こってくる

起こり に


静けさで微笑むは

応としての媒介


媒介として微笑むは

応としての利


利っするは、心を


応の神殿に赴く

大儀ある

有意志


心、技、体

をもって

為す

為すざりの

はじまりき


一点集中の応
としての機運は

ことごとを
綿密に運び

真に、いま、動き出す


いつまでも、茶番で

すませぬよう


なんのための

真なる道、真理への探求だったのか


いまは、手すりはサビ

道は、くずれかけている

真の探求者など

ほとんどいない


頭の固い枠に囚われ

囚われにエゴ

優越を見出した

悲しき獣


獣に囚われず

ただ前に進むとき


奥深い松明(たいまつ)は

赤い輝きを放って


人々に情熱を変換させ

無駄な人生に終止符を打つ


熱に帯びた

真剣なまなざしが

身体をもちあげて


情熱に満ちる人生が

座 を越えて輝き


座 にいるものたちを励まし


雄大な道を歩み

そして、

つ く り だ す


明けの明星に

赤い夕焼けを

微笑んで

懐かしむ

細い目から見た


熱を帯びた日々に

目を閉じ

静かに

思い出している


嗚呼

情熱のスイッチは


嗚呼

人生の意義は


嗚呼

ずいぶん
サビついていたようだ


嗚呼

なんのための探求だったのか

嗚呼

ただ、嗚呼


情熱が翔ける

一瞬の芸術を

いま、人生と呼んだのなら


そこに、あなたの顔が

思い浮かんで。

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する