ITmedia NEWSによると、IEEE(アメリカ電気電子技術者学会)は、
このほど、国立天文台野辺山宇宙電波観測所(長野県南牧村野辺山)にある
口径45メートルの電波望遠鏡を、
電気電子分野の歴史的業績をたたえる「IEEEマイルストーン」に認定したそうです。
「電波天文学の進歩に大きな貢献をした」と。
1982年に完成当時、世界最大口径の電波望遠鏡。三菱電機が製造を担当。
世界の電波望遠鏡の口径が最大11mの時代に45mという大口径を設計。
大型の構造物が変形せず目的方向を指向可能な様に、様々な新技術を投入したそうです。
これまでに、いくつもの星間分子や巨大ブラックホールの発見など画期的な成果を挙げ、
観測開始から35年を経過した今でも、
波長3mm近辺のミリ波の観測では世界最高性能の電波望遠鏡の一つだそうです。
国立天文台がIEEEマイルストーンの認定を受けるのは初めてだそうです。
IEEEから贈られた銘板は、
野辺山宇宙電波観測所、
国立天文台三鷹キャンパス(東京都三鷹市)、
三菱電機通信機製作所(兵庫県尼崎市)に展示するそうです。
銘板、公開するのでしょうかね、本体と共に見学したいですね。
尼崎なら近いし、見られたらいいなあ。
でも、賞とか名誉とか考えずに探究心から造ったものだからこそ、
今回の賞は嬉しかったのではないかなあ。
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