mixiユーザー(id:7410632)

2017年06月12日18:02

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5月の。

5月に観たのは『コロニー5』と『アントマン』。ちょとペェスが落ちてるけどま気にするな。

●『コロニー5』
温暖化解決のため世界各地に建設した気象調節タワーが暴走、雪と氷に閉ざされた地球で生き残った人間たちが地下のコロニーで必死に生きる世界。連携するコロニー5からSOSを受け取り救出に向かうコロニー7の選抜メンバー。辿り着いたコロニー5は『ヒトクイの怪物』の襲撃を受けほぼ壊滅。更に留守中のコロニー7では強硬派の反乱が勃発して……的なお話。
カナダ映画。こぢんまりと纏まってるけど面白かったよ。てか下手に大風呂敷を広げなかったのが良かったのかも。閉塞感と閑散とした感じと、そして世界の狂気とタワーさえ直ればと云う僅かな希望と。
風邪の流行は致命的、患者は銃弾か追放かを選ばされる、そんなギリギリのコミュニティ。強硬派メイスンは『患者は殺す』て宣言するけど彼はまだ人間の範疇。肉を求め正気を失った連中は獣と化してコロニーを襲い、住人を解体し調理して食らう。世界観と相まって妙なリアリティがあるのだよね。彼等。
ラスト、旅に出るのは『中』に戻って火を消して体勢整えてからでも良かったよね。折角生き残った動物や種が勿体ないな。特に動物さんはアレじゃ全滅かしらね。目的地にも居るといいんだけどな。
狂人マンイータ集団のリーダー役の好演が光る。ゼッタイに諦めない執拗な敵意と執念。久々に観た骨太な人間ラスボスだったかも。ブレードランナーのルトガー・ハウアーを思い出した。ちょとね。

●『アントマン』
力はそのままで身体だけを縮小する技術を開発したピム博士。悪用の恐れを感じその技術を封印した博士だが、かつての弟子がそれを復活させて世界のピンチ。博士は刑務所帰りの男に白羽の矢を立てヒーロー『アントマン』に仕立て上げようとするが……的な話。
ストレィトな活劇。テンポはいい。ちょととっ散らかってる印象は受けたけど。主人公は何かヒトコトで云うと『大人に成り切れない犯罪者』でちょとあまり感情移入出来ないな。娘とのアレコレは気の毒には思わなくもないけど。彼の愉快な仲間たちは典型的な『仲間』でこのグループは普通に見れたけどさ。何かね。博士の娘ホープとの反目→理解もステロタイプではあるけど安心して見れるプロットかな。
「スタークのようなヤツにこの技術は渡せない」とか「キャプテンには内緒にしてくれ」とかアベンジャーズ世界との繋がりを匂わせるのもちょと広がりが感じられて愉しかったからいいや。アト家を突き破って飛び出して来る巨大トーマスは笑ったな。実際のトーマスもよく事故起こすもんね。以上。

●●●
月間賞とか云うアレでもないけど此の2本なら『コロニー5』だな。
『アントマン』も面白かったケド事前の期待ほどじゃなかった。ハードル上げ過ぎたか。
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