私らが子供の時の度胸試しは人気のない所(墓場、廃墟、など)に夜間に行って戻ってくるのが一般的だった。街灯なんてものはまず無い時代だったので、暗いところはありふれており、暗いに「気味悪いがプラスされた」ところに行けるかどうか要点となっていた。
それ以外には高いところから飛び降りれるか、急勾配の斜面を滑り降りられるかなど、下手をすれば怪我をするかもしれない遊びもしたが、度胸試しとは言わなかったと思う。
車やバイクの前に飛び出すことは、自然の場においての事柄とは違い、車やバイクを運転している人の操作とも関わりを持つので、タイミングを狙って飛び出したところで事故にならないとは言えない。つまりは不確定の要素は予想できないので、度胸試しというよりは「無謀だめし」と言うべきことである。
しかしその行動をゲームと結びつけるのは誤りだ。以前には漫画が子供に悪影響を与えるとして有害図書指定をしようとする大人がいたけれど、この背景には【子供の知能は大人より劣る】【知識は他者からしか得られない(真似する)】といった蒙昧な考えがあるためである。
ところが「子供と大人の知能は全然変わりがない」のである。ただ子供は大人より体験や見聞きしていることが少ないために、先のことの見通しができにくく、大人からすれば危険な行動をしてしまう場合があるだけで、現実と空想の区別できてないのではないのである。
小学生の間で流行っている危険な“度胸だめし”。やめさせるにはどうすればいい?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=253&from=diary&id=4613888
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