本作は『X-MEN』シリーズで人気を誇るウルヴァリアン(別名:ローガン)最後の姿を描く。
ヒュー・ジャックマンは17年間演じてきたが、ついにフィナーレを飾る。
ローガンは治癒能力を失いつつあり、昔のような不死身の超人ではなかった。
しかし、絶滅寸前にあるミュータントの少女(ローラ)を強大な武装組織から守り抜こうと壮絶な闘いを見せる。
さて、本作は今までとはまったく違っている。
ハードアクションを見せてはくれるが、徐々に芽生える少女との絆を主題にした感動作に仕上げている。
ヒュー・ジャックマンのファンは絶対に見逃せないと思うが、何か無力感と哀愁感を感じてしまう。
また、年老いたチャールズも登場するが、これまた目をそむけたくなる。
最後にスカッとさせてくれる終わり方が出来なかったのだろうか?
あれだけ活躍してきたスーパーヒーローの最後がコレ・・?
哀れ極まりない。
来週から公開される『パトリオット・ディ』に期待したい。
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