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2017年04月18日09:17

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これは責任を取って辞職すべき案件

一応職掌に沿った発言ではある。
故に、誤認に基づく発言で自らの業務遂行に悪影響を及ぼした責任を取らないと。

地方創世の肝を文化財観光とし、それを盛り上げるための施策を考えるのは当然の仕事。
それに学芸員の協力を求めるならば、ある意味縦割り行政の枠を超えた英断とみてもいい。

でも当然のことながら、学芸員のマターは

学芸員は、博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業についての専門的事項をつかさどる(博物館法第4条第4項)。

一応展示も職掌にあるから、一般向け資料の作成なども含まれるだろうが、別に観光事業への協力は求められていない。

協力してほしいなら、それなりの対応が必要であるにも関わらず「観光振興のガン故に一掃すべき」では・・・自ら協力を得る道を閉ざしてどうする?

つまり、自らの職掌において大変な失敗をやらかした訳だから、コレは責任を取らないと。

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■山本地方創生相、「がんは学芸員」発言撤回 辞任は否定
(朝日新聞デジタル - 04月17日 11:06)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4531188

 山本幸三・地方創生相は17日、文化財観光の振興をめぐって「一番がんなのは学芸員。この連中を一掃しないと」と発言したことについて「適切でなかったと思う。撤回し、おわびしたい」と述べた。東京都内で記者団に答えた。

 発言の意図について山本氏は「五輪の後は文化が主要な観光資源となる。観光マインドを持った形で学芸員の皆さんにも対応してもらえればと思った」と釈明。進退については「しっかりと職務を務めて参りたい」と述べ、辞任を否定した。

 また、菅義偉官房長官は山本氏に電話で注意した。

 山本氏は大津市内で16日にあった地方創生セミナーで「普通の観光マインドが全くない」などと学芸員を批判した。


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