mixiユーザー(id:26661862)

2017年04月16日08:46

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普通なら実際の有事には至らないと思うのだけど・・・

とりあえず、パレードの背景にして先日大々的に完成披露したメインストリートに立ち並ぶ
高層マンション群が単なる『ハリボテ』だったあたりを笑うべきか。

それとも、その手の開発資金まで軍事に投入する徹底さを恐れるべきか?

それは兎も角、一応現状の範囲内ならば軍事衝突という事態にはならないだろう。

まず北朝鮮の立場としては、別に国内に核実験を公約していた訳でもない。
なので、この軍事パレードを「米軍の圧力に屈せず」実施した時点で、一応の面子は保たれる。

アメリカの立場としては、
・中国近海に空母打撃群を投入する事を認めさせる
・中国に対北朝鮮方針の変更(強硬策への転換or関与せず)を強要する
事で、中国の威信を下げたという成果を得ている。

そもそも朝鮮半島の一般人及び韓国政府以外の全ての関係者は、北朝鮮の脅威が
現状範囲で収まる限り、「北朝鮮の維持を望んでいる」のが実情。

中国にしてみれば、「西側との緩衝材」
アメリカにしてみれば「対中国の交渉材料」
ロシアにしてみれば「西側になったら不凍港確保の望みが消える」
日本にしてみれば「特別在留許可や難民など、色々面倒」

北朝鮮が自らの存続を望んでいるのは当然。

拠ってこのまま何事もなければ、実際の衝突には至らないはず・・・なのだけど、
早速北朝鮮が追加でミサイル実験をやらかした。

これは下馬評通り、金正恩が一般的な計算では判断できない事を実証している。
なので、米国の圧力が継続する限り、対応がエスカレートする可能性が高い。
それに対するトランプ氏も又、一般的な計算では判断できない要素を多分に持っているが故に
・・・これは本気で危険かもしれない。

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■北朝鮮、正恩氏出席し軍事パレード 米に自重促す主張も
(朝日新聞デジタル - 04月15日 10:56)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4528996

 北朝鮮の平壌で15日午前、故金日成(キムイルソン)国家主席の生誕105周年を祝う軍事パレードが行われた。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長も背広姿で出席した。朝鮮中央テレビは午前9時35分(日本時間同10時5分)からパレードを生中継した。北朝鮮はトランプ米政権を激しく非難する一方、米国に自重を促すなど、緊張を避ける動きも出始めた。

 軍事パレードの開催は、2015年10月、朝鮮労働党創建70周年の際に実施して以来となる。北朝鮮関係筋によれば、北朝鮮は当初、25日の軍創建85周年に合わせて開催するとしていた。米原子力空母カールビンソンの朝鮮半島近海への接近に対抗し、この日に繰り上げたとみられる。

 崔竜海(チェリョンヘ)党副委員長は演説で「米国が挑発に出れば、直ちに壊滅的な打撃を与える。全面戦には全面戦で、核戦争には我々式の核打撃で対応する」と主張した。


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