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2017年04月15日01:41

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残酷!光怪獣プリズ魔

面倒くさい映画オタのあるあるネタを描いたギャグ漫画「木根さんの一人でキネマ」が面白い。
「自分の好きな映画こそが最高」でジブリを避けビリギャルを見下す木根さんは非常に不愉快なんだけども、それでもまあまあ社会を折り合いをつけていく姿と、時々周りに凹まされるザマが読んでいて笑えるやら身につまされるやら。


・ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち



「ティム・バートン史上、最も奇妙」とうコピーは偽り。ストーリーは割とオーソドックスだし、子供たちの能力もさほど目新しいものではない。まともに生きられない異能者たちが独自のコミュニティを作り生活しているのはX-MENを彷彿とさせるが、肉体的に劣る子供たちが能力とチームプレーを生かして戦うのはジョジョなんかに近いかも。
ストーリーに関しては、説明が多く前半はやや冗長で、2時間以上は少し長いかな。時間をとるなら戦いではほとんど役に立っていなかった子供たちに見せ場を作ってやってほしかった。タイムリープに関しては逆に説明不足というかガバガバというか…今、いつにいるのかわかりづらいシーンがありました
一番の魅力はキャラクター。弱気な若者の成長物語でもあり、マイノリティに優しい物語でもある。おなじみのサミュエルLジャクソンは今回もいい塩梅の悪役を好演。凶悪な面もありどことなくユーモラスでもあるというちょうどいい悪役が本当にうまい。「ディープ・ブルー」まんまな描写があったのには笑った。
エヴァ・グリー演じるミス・ペレグリンはとても凛として美しく、抜群の目力で存在感がある。そして子供たちは全員可愛いくてたまらん。独占欲が強く唯一ジェイクと対立していたイーノックも、戦いを通じて愛情や友情を育んでいく描写が非常にグッド。

けっこうエグくてちょいグロな描写もあるので子供は泣くかも。最後の戦い&エンディングともアッサリ気味で盛り上がりには欠ける。あと「それなり」だった父親へのフォローは0ですかそうですか。繰り返しの日々を生きてきた子供たちの「船出」と、それを見守るミス・ペレグリンという図は大好きですが。


・トリプルX 再起動



話はスッカスカ、設定ガバガバ、説明をすべて諦めた潔さは非常に清々しい。ハゲ・マッチョ・ドンパチ・美女てんこもりのただただ楽しい最高の脳筋映画。何気にX-スポーツ要素も多めなので「X-ミッション」あたりが好きな人なら間違いなく楽しめる。女性陣も美人揃いでそれぞれタイプが違うのがいい。個人的にはオタク女子のニーナ・ドブレフがツボ。少し前に見たバイオ最終作では酷い目にあっていたルビー・ローズも今回は溜飲が下がる大活躍。
ブッ跳んでて頭のおかしいオープニング、最初から全開な前半部分を経て、中盤に一度トーンダウンするのが少し残念、というのは贅沢言いすぎか。
あとこれも贅沢な文句ではあるんだけど、全員そろってからが無双過ぎて緊張感に欠ける。一応ヴィンやドニーもピンチに陥ったりするんだけど、簡単に脱して反撃に転じるので良くも悪くも安心してしまう。「強敵」ポジションがいないのは残念なところ。GIジョーではちと弱いよね。クライマックスの2元バトルではほぼ俺たちのターンで緊張感は皆無。
ともあれ、ヴィン・ディーゼル、ドニー・イェン、トニー・ジャーの3人が揃っているだけで観に行く価値あり。最初と最後に出てくるゲストもたまらん!前作・前々作を見ていなくてもまったく問題ないよ!

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