mixiユーザー(id:26661862)

2017年04月10日11:36

281 view

面白いのだが、安全性は過信しないほうが?

結局のところ、それなりの重量物を振り回している事には変わりないので。

そもそもアーム自体の弾力性があろうとも、ロボットが保持するものはそうではない。
保持物に殴られれば、従来の産業用ロボット同様に大けが等を負う事になる。

故に「作業者とロボットが同じ空間で作業できる」とは思わない方が良い。

あと不安なのは筋肉に相当するシリコン素材の耐久性。
伸縮を繰り返せば劣化は避けられず、空気漏れが生じたら従来の多関節ロボットアームとは
異なり、姿勢を保持する事ができないから。
そういう意味でも、安全性を過信してはいけないだろう。

ただ、それはそれとしてこのロボットが面白いモノであるのは間違いない。
少量多品種生産に移行しつつある情勢からすれば、この手のフレキシビリティを有する
ロボットのニーズは十分ありそう。
多少メンテが大変でも、それに見合うだけの高付加価値製品に用いれば十分ペイするだろう。

-------------------------------------------------------------------
■ぬらぬらと伸びる触手!ドイツの老舗企業が開発したタコ型ロボットアーム「OctopusGripper」がスゴそう
(Techable - 04月05日 16:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=160&from=diary&id=4513282

ウナギにアリ、究極はゴキブリ型まで。ここ数年、実にさまざまな動物を模したロボットが開発されているのは、読者の皆さんもご存知のとおり。テッカブルのアーカイブを検索すると、多彩なプロダクトが出てくるので、改めて読んでみると面白いかもしれない。

さて、今回ご紹介するロボットも、かなりのインパクト。タコの触手を模ったロボットアーム「OctopusGripper」だ。
・シリコン素材と吸盤でフレキシブルな作業を実現
軟体動物のタコは硬い骨格を持たず、全身が柔らかい筋肉で構成されている。この点に着目したのが、オートメーション技術の老舗企Festo。柔軟性が高く、操作も容易。すべての方向へ敏捷に動かし、さまざまな物体をその形状に合わせてつかむことができる、フレキシブルなロボットアームの開発に成功した。

アーム本体は、空気圧で制御できる柔らかいシリコンで構成されている。そこに圧縮した空気が加えられると、触手は内側に曲がり、把持されているそれぞれの物品の周囲を包囲して、穏やかに包み込む。

触手には自然界のタコ同様に、2列の吸盤を配置。大小2種類の吸盤のうち、大きいほうに真空圧が加わることで、物体がしっかりと接着するようになっている。
・人間とロボットとの安全な協同作業をめざして
Festoの目標は、人間とロボットが同じ空間で安全に作業できるようになること。ソフトな素材を起用したのもそのため。万が一衝突しても、大きな事故を起こすことなく、被害も最小限で済むからだ。

「OctopusGripper」は現在、市場導入へ向けて作業テスト中。国内外の工場で活躍するのも、そう遠い話ではなさそうだ。

OctopusGripper
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する