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2017年04月03日13:55

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いわゆる「見える化」の類

計算尺の類型とみる人もいるけれど、この発案の本質は
「分数を1/12の集合として把握する」見える化の類だと思う。

私の場合は、分数はそういう概念のモノだと理解したので、逆にこの「分数ものさし」の
使い方は説明を読むまで理解できなかったが。
※なんで、そんな形で理解する必要があるのか?ということ。

まぁ、古来から数学をとっつきやすくする方策として、足し算や方程式を「果物の個数」に
当てはめる果物算の類はあった。

ただ、確かに分数についてはそれが無い。というか果物算で学ぶと逆に混乱しそう。
※リンゴ一個を「1/2で割ったら」二個になるとか言われたら、逆に混乱するかも。
 ・・・まぁ、ここで「半分になったリンゴが二個ある」と考えられればいいのだが。

なので、この発案は称賛に値する。

だが、今後数学は「虚数」だの「複素数」だの概念として理解するしかないモノが
出てくる訳だが。
そう考えると分数あたりから概念として理解する訓練を積んでおいた方がよいかも?

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■「分数ものさし」小学生が発案 計算法、目盛りで理解
(朝日新聞デジタル - 04月03日 07:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4508845

 苦手な子どもが多い分数の計算。それを視覚的に理解しようと、浜松市内の小学生=当時=が「分数ものさし」を考えた。長さ12センチのものさしに5列の目盛りが付き、基準単位の「12分の1」がいくつあるか数えて計算する――。この発想に静岡大が注目し、教材化に向けた研究も進む。

 浜松市立神久呂小学校を今春卒業した山本賢一朗君。小5の時、分数に苦手意識を感じたという。友人も悩んでいた。掛けるのになぜ、答えは小さくなるのか。割り算ではなぜ、割る方の分母と分子を入れ替えて逆数にするのか……。

 学習塾の経営に携わる父裕一朗さん(40)にも疑問をぶつけ、やがてものさしで分数を考える発想にたどり着く。1とその数以外では割り切れない「素数」の目盛りだけがついた京都大の「素数ものさし」がヒントになった。

 分数ものさしには、12分の1ずつ刻まれた目盛りに対応して「6分の1」「4分の1」「3分の1」「2分の1」ずつ刻まれた全5列の目盛りが付く。基準となる「12分の1」が何個かを数えて計算する。「4分の3」と「3分の2」、どちらが長いかも分かる。
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