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2017年03月31日17:57

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子供理論

コラムの内容には、全面同意。

ただ、自己中という表現が狭義で捉えられていて、自分が自己中だと気が付いていない人達がいます。

文中にもありますが、何か問題が生じたときに、自分を外して考えてしまう人達。

お前に問題が有るんだよと指摘をすると、びっくりする始末です。
何で、まず自分に問題は無かったのかと考えないのか疑問でした。
恐らく、文中にもありますが、社会に出るまで否定された事がないのでしょうね。
だから、自分に問題があると、問題の原因が自分の言動だという事に思いが至らないのかと。

極めて自然体な自己中です。

おっさん連中の自己中は、ちょっと違うんですよね。
会社内においては、誤解されがちなのですが、自分の仕事が円滑に回るように部下を持たされているんです。
ですから、部下の都合を一々考える必要はありません。
ただ、受け手の側が、ナチュラル自己中の場合、自分の立場を考えませんから、相手の応対を見て、

自己中^^;

と思うのでしょうかね。
まぁ、円滑に仕事を回すうえで、気遣いはしますが、気遣いをして仕事が滞るのは本末転倒ですからね。
あまりに面倒臭いと、

こいつ、要らね^^;

となります。
結局、小中高を通じて、目上の指導を理不尽としか感じない育てられ方をしてきたのが下人なのでは?と思ったりしています。
一頃流行ったオンリーワン思想も原因の一つなのかと。
ナンバーワンを目指せば、色々と軋轢があり、より一層の努力をしなくてはならず、その挙句、そこに到達できない事はざらにあります。
まぁ、当たり前ですよね、一人しかなれないんですから。
そこで、挫折する人なり、発奮する人なりが出てくるのですが、

運が悪かっただけ。

とか、外に要因を求める慰め方をすると、自己批判する事も無く育ってしまうのではないのでしょうか。
挙句、オンリーワンで良いんですよと楽な道を勧め、努力する機会、他人と競い、勝った負けたと一喜一憂する機会を奪っているのではないのでしょうかね。

一周回って○○な話

ってありますが、昨今の方の話を見聞きするに、一周回る前に、下手すると、一歩踏み出した程度で、分かったような気になっているように見受けられます。

打たれ弱いと一言で済ませるのは申し訳ないのですが、圧倒的に経験不足の人が居ます。
マラソン大会に出て、負けて悔しがるならまだしも、家の玄関を出たところで、転んで立ち上がれない人が多くないですか?

そこ、まだスタートラインじゃないから

ただ、これって言っても分からないんですよね。
しようと思った所がスタートラインだと思っている人が多いようで、確かにそういう言い方もありますが、それだけになっているように思えてなりません。
スタートラインに立つまでの努力と言うのもあるのですが、通じません。

こんな感じで、30代中半から上の常識が通じず、自分達の価値基準でのみ世の中を図ろうとしています。
これも端から見ていたら立派な自己中なのですが、自分達の周囲が皆それなので、気が付きません。
挙句、世代間のギャップについては、自分達に合わせていない上の世代がおかしいと言い出します。

親や教師が目下のお子様に合わせてきて、自分達が合わせる事を教えてこなかった結果、社会が困惑するような状況になっているのではないのでしょうか。

新型うつ病?

それは鬱病ではなく、単に初めての挫折なだけなのでは?
子供が、何かを失敗して落ち込んでいるのと同じなのではないのでしょうかね。
何度も失敗して、自分なりの立ち直り方を学んで来るところを その努力の機会を奪い、傷つかないように、痛い思いをしないように保護してきた結果、大人になって初めて痛い思いをして、その立ち直り方を知らないだけの様に思います。

甘やかすな

と一言で済ませると御幣がありますが、柔軟な心身の時に、色々と経験させ、痛い思い、怖い思いをさせないと、大人になって対処できませんよ?
と言われてきましたが、してこなかったら、こうなりました。という話なのではないでしょうかね。

■若者に急増? 強い「自己チュー」を変える方法
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=4504654

自分がうまくいかないのは親のせい? 社会が悪い?

最近、自分の不運を誰かのせいにすることで、自分を守ろうとする若者が増えていると言われています。

虐待やいじめのように、実際にひどい扱いを受けてしまった人が「親のせい」「友だちのせい」と他責感を持つのは無理もないことかもしれません。しかし皮肉なことに、このように本当にひどい被害を受けている人ほど、「私が悪いからだ……」と自責感にかられる傾向にあり、逆に恵まれた状況に置かれている人ほど、不運の責任を他人や社会、環境に求めてしまう傾向があるようです。

他責感の強い若者は、事実に即した冷静な自己分析ができない状態に陥っています。「こんな親から生まれなければ、もっと成功できたのに」「就職活動がうまくいかないのは、家系のせいだ」。こんな口ぐせの多い若者に共通するのが、「自分は悪くない」という自己中心性の信念です。

自己中心的な若者が増える背景にあるものは?

自己中心的な若者が増えたことには、いくつかの要因があると考えられます。なかでも少子化の影響から、親や祖父母から愛情を一身に受け、甘やかされている若者が多いという事実が挙げられるでしょう。

博報堂(2006年)の調べによると、今や1人の子どもが持つ平均ポケット(お金の出所)数は約7つ。つまり、父母、両方の祖父母、おじやおばなどを加えると平均7人くらいから、お小遣いやプレゼントをもらえる、ということです。

記念日には抱えられないほどのプレゼントや大金をもらい、ねだればすぐに行きたいところに連れて行ってもらえる……。こんな状況が当たり前になると、与えられることに感謝の気持ちを持ちにくくなります。我慢したり、努力して手に入れるという経験も持ちにくくなります。

また、幼いころから「成功神話」に煽られて育つ若者が多いことも影響していると思われます。「勉強ができればわがままが通る」「お金持ちの子は何をしても許される」……特別扱いが許される環境で育つと、成功するごとに自己中心的になります。ところが一歩社会へ出れば、自分自身の実力の限界を知り、努力ではどうにもならない世の中の理不尽さにも直面する機会も増えるでしょう。そのとき、自己中心的な人ほど「完全ではない自分」を受け入れられずに、成功を煽ってきた親や周囲への恨みが強くなってしまうことがあります。

また、自分と同じように「他人にもかけがえのない人生がある」ということ、「自分はたくさんの人の支援のもとに生きている」ということが実感できない環境で生きている場合、やはり自己中心的な思考と行動が増えてしまうでしょう。

強い自己中心性から心のトラブルが生じることも

自己中心性は、逆境において自分を守るためには必要な考え方でもあります。他人のせい、社会のせいだと思っていれば、自分を責めることはなくなるからです。しかし、その特性ゆえに心のトラブルが生じてしまうこともあります。

1つは、自己愛性パーソナリティ障害。これは自分が特別で賞賛に値する人物だと過剰に思いこみ、他人への共感性に乏しく、自分のために他人を平気で利用したり、傲慢な態度で他人に接したりするパーソナリティ(人格)の障害です。

また、最近問題になっているのが、若い世代に多い「新型うつ病」と呼ばれるタイプのうつ病です。

従来、うつ病は真面目で几帳面、自責感が強いタイプの人が自分を追い込んだ(もしくは他人に追い込まれた)末になる病気と言われてきました。一方で、仕事はやりたくないのに趣味には熱中したり、「こうなったのは会社のせい、親のせい」と他責感を持って抑うつ的になるのが、若い世代に多い「新型うつ病」です。強すぎる自己中心性のゆえに、周りを責めながら憂鬱感が強くなってうつ病になってしまうのです。

従来型のうつ病の場合、薬物療法を続けながらゆっくり休養をとり、自責的な認知を変容させることで回復していきますが、この新型うつ病の場合は社会の常識や規律のある生活に慣れさせ、自己中心的な認知を変容させるという正反対のアプローチが検討されます。

強すぎる自己中心性を変えるためのポイントとは?

病気とまではいえないが、自己中心的すぎるがゆえに合理的に生きられない場合には、本人の努力で変わっていくしかありません。それには、次のようなことをお勧めしたいと思います。

●1.人の話を聴く訓練を受ける
自己中心的な人は、他人をありのまま認めて共感する、といった習慣が身についていないことが多いのです。したがって、人の話を最後まで聴く「傾聴」や、グループワークを総括する「ファシリテーション」の訓練を受けてみるといいでしょう。

うつ病や自殺の増加、人々の価値観の多様化によって、傾聴とファシリテーションは近年とても注目されています。ビジネスのセミナーや地域の市民講座などでも、気軽に受けられます。ただし、1回だけではなかなか理解できないので、数ヶ月に一度でも継続的に受講することをお勧めします。

傾聴の基本は、「まず人の話を最後までまるごと聴く」ということ。ファシリテーションは、参加者がそれぞれ忌憚ない意見を言い合いながら、お互いの意見を参考にできるよう、グループワークの進行役をすることです。最初は大変ですが、慣れていくと人間には様々な価値観があり、色々な境遇の人が真剣に考えて人生を送っていることが分かります。それを知ることが、自分の自己中心的な思考や行動を振り返るきっかけになるのです。

●2.気持ちを思いきり話す、気持ちをまるごと聞く
自己中心的な人と接すると、その身勝手さにいつも振り回されています。しかし、そこで周りが我慢してしまうことが自己中心性を助長させ、結局は「裸の王様」のような状況にさせてしまうのです。

そこで、自己中心的な人と常に接している人は、嫌な気持ちになったときに何が自分を不快にさせているのか、気持ちをしっかり伝えることが大事です。「自分勝手な態度をしないでほしい」というように、勇気を持って自分の気持ちを伝えることです。そして、相手からの反論も聞きます。「俺がこうなったのはお前のせいだ」「私が悪いんじゃない、社会が悪いんだ」というように自己中心的な言葉が続いたとしても、まずはしっかり受けてまるごと聞きます。その上で自分の意見も言います。

このように、しっかり話してしっかり聞く、というやりとりをまず一度は徹底的にやってみること。心にあるモヤモヤは話すことですっきりし、その後は冷静になれるはずです。これを何度かやれば、気持ちが通い合うチャンスがやってくるでしょう。

●3.「愛のあるつき離し」を
自己中心的な人には、「与えられることが当たり前」という環境で育ってきたため、感謝の気持ちを持ちにくい傾向があります。したがって、「当然のように与えられてきたものを断つこと」も大切です。たとえば親なら、成人した子どもへの家事サービスをストップする、家賃と生活費を徴収する、1人暮らしをさせる、といったことから始めてみてはどうでしょう。

責められても、揺らがないことです。確かに子どもの自己中心性を助長させるきっかけを作った責任の一端は、親にあるのかもしれません。しかし、親もよかれと思って真剣に育ててきたのです。生み育て、不自由のない生活をさせてきた親自身の努力に、もっと自信と誇りを持つべきです。つき離すことによって当面は支障が生じるかもしれませんが、荒れた先に本人が気づいて自分で生活を立て直すことを信じて待つしかありません。

このときはただつき離すのではなく、成り行きを見守ることです。第三者への協力の依頼も必要です。本人が信頼するおじやおばなどに、相談相手になってもらうのも一案でしょう。ひきこもりなどのケースは、若者自立支援団体に相談してみるのも一案でしょう。家庭のみで抱え込まず、周囲に相談していくことがよりよい改善につながります。

(文:大美賀 直子)
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