君だけの情動を。

自由に向かって、
飛翔するんじゃない。

自由の中にいる
ぼくが

いま、この瞬間に
言葉にするより前に

取り繕う前に

やるための理由を
他の誰かの大人たちのために

用意する前に

ぼくが
ぼくなのさ

っていう

この自由がまずある
ぼくが

本当に経験したいことを

無邪気にやるって事さ


そう、まず

自由である君が

自由に向かって飛翔するのでなく


どんな模索が始まるより前にある

衝動を

子供のようにとらえて

いまこの瞬間に

やりたいことを
やるってことさ

それは、

何かを目指すためを超えて

何かを味わうためを超えて

すでに横たわる

このぼくにある情動を


このぼくにある

なんといえばいいか


このぼくにある

情熱と

名づける必要すらない


はじめの衝動を行い

味わうってことさ


君が、君らしくあるなんて
必要なく

すでに自由である
存在の君が

君がそれらしく
デコレーションする前に

いる君が

そう

君が

行いたい

やりたいことを
やるってことさ


自由や外聞や外見など
とらわれることなく

求めることすらない


すでに自由である存在の君が

君が本当の本当にやりたい


そう、言葉になる刹那のソレを

言葉にしなくていいから

やるってことさ


無垢で純真な情動は

小さな頃の冒険を想わせた


無垢で純真な情動は

やりたいことをやった


無垢で純真な情動は

経験という宝物中の宝物を


燃え上がるハートで

感じとった。