じれったい森友の嵐

本文の冒頭にあるこの会の説明の部分、これが
公正を欠くバランスの悪い報道そのものである。
彼らが主張しているのがその部分だけではないのに
まるで偏った意見を述べている団体であるかのように
朝日新聞は偏向報道を行っているではないか。

まぁ、それはさておいて
森友学園の問題は、そこに国有地の払い下げの過程で
不透明なものがあったのではないか
それこそ、公正さを欠く恣意的な判断が下ったのではないか、という
この問題の本質の部分と
籠池氏の証人喚問が国会にとって必要な手続きだったのか、は
全くの別問題である。

その、彼らが使う言葉としての「忖度」があったかどうか
或いは、実際に指示があったかどうか（あるとしたら大問題である）を
確認するだけでよいのではないか
そして、それは国会でやることなのだろうか
露骨に政局の為に利用する形で
籠池氏を社会的に抹殺するような事をして
果たして国会がその役割を果たしていると言えるだろうか

登場人物として最もグレーな首相夫人の存在が
これを国会の問題足らしめているのだとしたら
さっさと登場して結論を出させればよいのである。
無実の照明は実に難しいわけであるが
「●●●と記憶しております」と言って
疑惑を提示する籠池氏側の主張も
どことなく卑怯であり正確性を欠いているのではないか


■森友学園報道「バランス欠く」　「視聴者の会」が会見
(朝日新聞デジタル - 03月28日 21:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4500266
　「安保法制や特定秘密保護法に関するテレビの報道は反対ばかりに偏っており、放送法違反だ」と主張するグループ「放送法遵守（じゅんしゅ）を求める視聴者の会」が２８日、東京都内で記者会見し、代表呼びかけ人が作曲家のすぎやまこういち氏から、作家の百田尚樹氏に交代したと発表した。

　百田氏らは、学校法人「森友学園」（大阪市）への国有地売却問題について「テレビが『安倍昭恵夫人を証人喚問すべきだ』という意見ばかり伝えることはバランスを欠く」と主張。ＮＨＫと民放でつくる第三者機関「放送倫理・番組向上機構」（ＢＰＯ）について「第三者性に疑義がある。ＢＰＯを解散し、国民の声を反映した独立規制機関をつくるべきだ」とした。放送法や電波法にもとづく放送事業者の行政処分や業務停止などについて研究する、とも述べた。（編集委員・北野隆一）