mixiユーザー(id:555665)

2017年03月20日22:56

272 view

怪獣時限爆弾

「マックス」全話観終わり、次に「メビウス」かなと思いながら何故か昭和のシリーズにどっぷりハマる。小さいころ観ていたはずが、「こんな話だったっけ?」と首を捻ることも多く、当時から比較的子供向けと感じていた「タロウ」など、今見るとけっこうナチュラルに頭おかしいエピソードやら残酷な描写やら放送禁止用語やら、新鮮な気持ちで楽しく鑑賞。


・ドクター・ストレンジ



お馴染マーベルの新シリーズ。
予告で期待していた通り、映像表現については文句なし。ビルがぐにゃぐにゃ曲がり、平衡感覚が狂い、街が崩壊していく様子は3Dで見る価値も充分。吹き替えも悪くないので、映像に集中できるという意味では吹き替えの方がおすすめ。
ストーリーは比較的平凡だけれど、物語が始まって間もなく両腕を失い、自分の絶対的な価値観が次々と否定され覆されていくドクターの様子が良く描かれている前半、超然としているようで、実はドクター同様に自分の信じる魔術に限界を感じているエンシェント・ワンとの好対照が描かれる中盤もなかなかに面白い。逆にアクション自体は映像ギミックさえあれど、平凡なマーベルアクションになってしまっている気がします。
キャラクターについてはそれなり、特筆するほど印象に残るキャラはいなかったのですが(ウォンと「ビヨンセ」のくだりとか、「」は面白かったけど)、私の中では完全にマントがヒロイン。「マイティ・ソー ダークワールド」のムジョルニア以上に可愛かったですな。
マーベルではあるけれど今までのシリーズを見ていなくてもまったく問題なく楽しめるし、クセのある物語ではないので幅広くおススメできます。例によってエンドロール後もお楽しみはあるよ!


・ズーランダー



ベン・スティラーが監督・主演をつとめた、ファッションモデル業界を舞台にしたコメディ。
登場人物が全員馬鹿。馬鹿がひたすら馬鹿を言ったりやったり。一応、堕ちたスーパーモデルが暗殺者に仕立て上げられそうになる、みたいなストーリーはあるけど途中からどうでも良くなる。とにかく「男性モデルって馬鹿しかいないよね」という皮肉というよりストレートな侮辱に満ちていて、ガソリンスタンド(銅像オチも)やiMacのくだりは馬鹿馬鹿しすぎて爆笑した。すさまじく馬鹿馬鹿しい、みんなハッピーなエンディングも良かった。ベン・スティラーもオーウェン・ウィルソンもかっこいいっちゃかっこいいんだが、スーパーモデル顔じゃないんだよなあ。「馬鹿」を前面に出しているのでいいんだけど。

ヒロインを演じた、ベンのリアル妻でもあるクリスティン・テイラーが美人じゃないのにかわいい。父親にジョン・ヴォイト、悪党のオカマにウィル・フェレル、そのおっかない部下にミラジョボと豪華なレギュラーメンバーに加え、パリス・ヒルトン、ウィノナ・ライダー、ナタリー・ポートマン、ヴィクトリア・ベッカムにデヴィッドボウイといった怒涛のカメオ出演。冒頭にドナルド・トランプが出てきたのにびっくり。

全編通してノリのいい有名曲を中心とした音楽も特筆すべき。終始ハイテンションで映画に合っていました。
こうやってすぐに書き留めておかないと速攻で忘れそうなほど内容は無いに等しいけど、とにかくバカバカしくて何も考えずに笑いたいときにおすすめ。
どうでもいい話ですが、コレを観た当日にTVでブルゾンちえみが「髪形とメイクはズーランダーのミラジョボを意識してる」と言っていてちょっと驚いた。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年03月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

最近の日記

もっと見る