写真は神戸港新港第4突堤(ポートターミナル)に停泊中の、
船名
Queen Elizabrth
総トン数
90901トン
全長
294.00メートル
型幅
32.29メートル
喫水
7.9メートル
初就航
2010年10月
船籍港
ハミルトン(バミューダ)
主機関
ディーゼル電気推進(発電ユニット6基)
総出力
64000kw(87000馬力)
推進器
ポッド型推進器(2基)
航海速力
23.70ノット
乗客定員
2172人(1029室)
運航会社
キュナード・ライン
日本での問合せ先
カーニバル・ジャパン
http://www.cunard.jp/
写真2枚目、本船にへばりつく小さな内航船は給油をしています。
「世界で最も有名な客船」の後継船です。
1938年にデビューした名船の名をそのまま受け継いだ新造船です。
21世紀の客船業界では、船内には等級を設けず、この船はラグジュアリー、この船はプレミアム、この船はカジュアル、とサービスの水準や旅客一人あたりのスペースの広さや旅客と乗組員の比率などをもとに表現していますが、
1840年創業のキュナード・ラインは、客船が大陸間を結ぶ公共交通機関だった時代の伝統を継承して、グリル・クラスとスタンダード・クラスの等級制を採用しており、等級によってダイニングルームも異なります。
言い方を変えれば、一般に豪華客船中の豪華客船だと思われているキュナードの3隻には、安い部屋もある、ということになります。
今回は『2017ワールド・クルーズ』として1/7サウサンプトン(英)を出航、ニューヨーク、フォート・ローダーテイル(以上米)、キュラソー(蘭領)、カルタヘナ(コロンビア)、ワタルコ(メキシコ)、サンフランシスコ、ホノルル、ラハイナ(以上米)、アピア(サモア)、ヌク・アロファ(トンガ)、オークランド、ベイ・オブ・アイランズ(以上NZ)、シドニー、ブリスベン、ヨーキース・ノブ(以上豪)、アロタウ(パプアニューギニア)に寄港し、前港那覇より今朝(2017/03/13)6:00に神戸港ポートターミナルに入港しました。
今夜20:00に次港鹿児島へ向け出港し、釜山(韓国)、広島、高知を経て、3/20(月)6:00に神戸港ポートターミナルに戻ってきます。
この7泊8日の区間乗船が日本市場向けに発売されていますが、もちろん瞬殺完売です。
20日21:00に神戸を出港、上海、香港(以上中国)、ニャチャン、プーミー(以上ベトナム)、シンガポール、ポート・ケラン(マレーシア)、コロンボ(スリランカ)、ヴィクトリア(セイシェル)、ポート・ルイス(モーリシャス)、ル・ポール(レユニオン)、ポート・エリザベス、ケープタウン(以上南ア)、ウォルビスベイ(ナミビア)、サン・ヴィンセンテ島(カーボ・ヴェルデ)、テネリフェ島(スペイン領)、マデイラ島(ポルトガル領)に寄港し、5/8にサウサンプトンに帰航します。
上記3/20出発神戸〜香港(6泊7日)の区間乗船を日本の旅行会社で買う場合、いずれも2人1室の一人あたり、クイーンズスイート47万8000円、スタンダード14万8000円です。
ところで、キュナード社は、再来年(2019)は、クイーン・エリザベスによるワールドクルーズは敢えて設定せず、人気の海域へ最適な時季に配船する旨、既に発表しています。
海事プレス社→
http://www.cruise-mag.com/news.php?obj=20170301_03
現在発売中の「2018ワールドクルーズ」が最後になるかもしれませんよ〜。
いかがですか〜。
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