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2017年02月28日10:13

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取れる金は獲る、インチキ放送局


 NHKがインチキ放送局なのは、もはや言うまでのない事実。

 放送局が作っている番組である以上、勿論正しい事実もある。
 だからといって、それが放送局が正当に業務を続けて良い、という根拠にはならない。

 NHKの問題点は、自力で番組を制作する費用を稼いでいるのではなく、税金投入と人々からヤクザのごとくむしり取った金銭で成り立っていることである。
 そうした金の流れではなく、独自に採算が成立する方法で得た資金でやっている仕事なら、「娯楽番組」を提供する放送局として、厳しく言われることでもないだろう。

 とは言え、今回の件はちょっと違う。

 「これって完全に法律違反では?」

 そう思わせる内容。
 一般的に 「この薬が、あの疾患に効く」 という 「嘘」 は良く流れる。
 不治の病こそ、こうした嘘は流れやすく、多くの人は嘘だとわかっていても使ってしまうことがある。
 尤もその行為が容易にできて金銭もさほど必要としないものであれば、騙された、とはならないだろう。例えば、「きのこががんに効く」という嘘の話の中で、毎日、シイタケとかエリンギとかえのきだけを食べている、ぐらいなら一般的な健康的食事内容を目指しているのと変わらないわけだし、「海藻が禿に効く」という嘘の話の中で、毎日、わかめや昆布を食事に取り入れている、というのもどちらかと言えば心温まる程度の話であった。

 だが、そうした人の心に付け込んで、本来そんな価値の無いキノコを、とても高い値段で売りつけたり、海藻エキスが入っているという塗り薬を法外な価格で販売したりするものが現れる。 それ故、法律では医療行為や医療器具・医薬品などの販売に対して厳しい罰が与えられているわけだし、「知らなかった」とか、「わざとではない」みたいな言い訳は通用しないのだ。

 まして、医薬品自体には適用できる疾患が限られている。もちろん、同じ医薬品が未知の作用を持っていて、他の疾患にも効いてしまう、こんなことはこれまでに沢山あった。それ故、効果のなかなか上がらない患者に対して、「魔が差した」わけでもないだろうが、別の薬を投与してみる、という医療行為がないわけでは無い。
 また、奇跡の万能薬、みたいなものがあるなら、それを使ってみたい、と感じるのは人間である以上、医療者側であっても患者側であっても考えてしまうのは致し方ないことかもしれない。患者側が騙されて買ったとしてもそして使っても多くは罪にならないが、医者であろうとなかろうと売った側は罪になるのである。

 こんなものは 「放送倫理」 のレベルではない。
 NHKはこの放送を行った一点において、免許をはく奪されても文句は言えない立場ではなかろうか?
 いや、政府は今、意を決して、NHKの免許をはく奪し、NHKが持っている放送帯域を高値で買ってくれる民間企業に売却すべきだと思う。それが 「公共放送」 を公平に分配する、というものではないか?

 「公共放送」 と呼ばれるのは、そもそも従来、空中線を用いた放送には限られた帯域しかなく、その割り当てを受けられる放送局、とくに映像を使ったものには限定された数しかなかった。それ故、免許制であって、新規参入は容易ではなかった背景があった。
 だが、技術革新の結果、映像を使ったものであっても有線を使って幾多のチャンネルが同時に配信できるようになり、公共放送、という考え方自体が時代遅れになっている。

 この時代遅れの考え方を、かたくなに守っているのが、地上波放送を行っているいくつかの放送局であり、そして総務省である。
 現状においても、コンテンツ制作、には放送局の力はまだ大きなものであるのは認めよう。しかし、誰でも安易に動画制作が可能となり、そしてプロが作ったものには及ばないとしても、それなりに楽しめたり生活に役立てられる動画が日々アップされていくのも現実である。ニュース映像においても、その現場で取得された個人撮影の動画を買い取っていることは 「よくあること」 になった。

 放送自体は 「娯楽」 なのだから、嘘をついている、までは良いとしよう。しかし、そのことと、法律に違反した文言を含めている、のは別問題である。
 免許をはく奪する、という強い姿勢で総務省が臨むべき案件ではなかろうか?

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「糖尿病に睡眠薬が効く」? 「ガッテン!」の特集で炎上 製薬会社は「推奨しない」とコメント
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4448945

 NHKで放送された「ガッテン!」で、糖尿病患者に睡眠薬使用を推奨する内容だったことが波紋を呼んでいます。

【画像】Twitterで睡眠薬を検索すると

 問題となっているのは2月22日に放送された「最新報告! 血糖値を下げるデルタパワーの謎」と題された特集。番組では人間の熟睡時に観測されるという脳波「デルタ波」を紹介。「睡眠薬で熟睡時間を増やせば血糖値を下げることができる」として、睡眠薬の服用を推奨する内容となっていました。

 これに対し、視聴者からは「睡眠薬本来の用途と異なる」「検証が不十分なのにそのまま紹介するのは問題」として批判が噴出。また、番組内で紹介された特定の睡眠薬を間接的に宣伝する内容に見える点も批判を集めています。

 番組で紹介されていた睡眠薬「ベルソムラ」を製造する製薬会社・MSDに確認したところ、「ベルソムラは不眠症の治療薬。もちろん糖尿病治療薬としての使用は推奨していない」と説明がありました。なお、番組内容については「現在調査中」とのこと。また、厚生労働省の安全対策課に本件について取材したところ、番組内容については把握していなかったものの、「一般論として、副作用はどんな薬でも起こり得る。医薬品の使用判断については医師の判断の元において行われるべきであり、その観点で、正確な情報が伝えられる必要がある」とのこと。

 また、NHKはねとらぼの取材に対し、「さまざまなご指摘を受けて、番組の内容を再確認しています」とコメントしました。同番組はNHK総合で、2月28日0時10分に再放送予定となっています。

【追記】 記事掲載後にNHKから取材の回答があったため、追記・修正しました。また、当初記事ではMSDからのコメントを「糖尿病患者への使用は推奨していない」と記載していましたが、「糖尿病治療薬としての使用は推奨していない」の誤りでした。糖尿病と不眠症の症状が併発している場合、糖尿病薬とは別に不眠症の治療のためベルソムラを服用するケースが考えられます。お詫びして訂正いたします。
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