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2017年02月27日18:17

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実態を知っているわけでもないのだが


 今日は晴れて良いお天気でした。
 なお、暖かく、いよいよ2月も終わり、春到来の予感がする穏やかな一日。

 買い物にも出かけ、野菜など少々手に入れたが、コメが買えなかった。
 お金が足りなくて、とかではなく、時間的な制約。
 まだ、いくばくかのコメは持っているので、それで数日しのぐ感じ。

 さて、園児が総理を応援する、というのはいかにも政治活動的な感じがするのではあるが、しかし、国民が首相を応援するというのは、言ってみれば当然のことだともいえる。
 いや、首相を辞めさせたい、とか言う場合は別なのだが、国民には首相を辞めさせる権利がない、これは日本の実情で、国会における首班指名選挙を経るしかなく、この権限は国会にしかない。
 世論的なものは、色々言うべきだろう。
 だが、国民が辞めろと言ったところで、首相が辞めたりはしない。
 という現実がある以上、辞めるまでの間はそれなりに頑張ってもらう、という意味で応援するのは変な話ではない。
 そもそも、法治国家としての日本の国体を認めない、というスタンスの人ならばいざ知らずだが、ほとんどの国民は現状の法律の下で生きていくしかないのである。嫌だと思っても簡単に逃れる方法はない。
 せめて、まともな政治を求める、という行為はすべきだし、批判はしても良いが、ダメなものを指摘するなら、本来は対案があってしかるべき。幼稚園児にそうした国の仕組みを教えていくことが間違いだとまでは言えない。
 日本には不十分だと思うが、憲法があって、それが最上位の法律である。
 この事実は良く無視をされがちだが、基本的人権が尊重されている以上、基本的人権が何かは教育の中で教えないといけないし、学ばなければならない。国家という単位があることを意識させるのはそれほど悪いことではない。首相がだれかを教えるのも良かろう。首相の政治の良し悪しを判断する年齢ではないが、ある意味自分たちのリーダーなのである、応援するというスタンスは素直で、批判するというのはひねくれていると感じるのは私ばかりでもあるまい。

 勿論、純真な心を持っている園児に、現実の厳しさを教えるのは早すぎる、と感じる人はいるかもしれない。また、同じことを教えるにしても、政治的なものではなく、童話の中で知らせていく、そういう方法は当然だがある。それがどっちかと言えば一般的に普及している教育だろう、だからと言って現実を教えたらダメってわけでもなかろう。

 日本では、性教育なんかもかなりタブー視されがちだが、海外では生殖器に興味を持ち始めた年齢にある程度その意味合いを教える国もある。子どもが興味だけで、人を傷つけたりしないように、本当のことを教える、というシステムはある程度必要だろう。間違ったことを教えるよりは良かろうと感じる。社会の仕組みにもそうした観点があっても良いのではないか?
 幼稚園は、親が選ぶこともできるので、嫌ならほかの幼稚園を選択すればよい。全く関わっていない人たちが、その教育内容についてとやかく言うのは筋違いであると感じる。
 よしんば右翼的な教育がされているとしても、右翼的な教育をしてはいけないわけではない。思想というのはそういうものだろう。宗教的事項などはその最たるものだと感じる。
 政治的な観点での教育がダメ、などと言い出したら、じゃあ日本に数多くある仏教系やキリスト教系の学校は全部ダメなの? と議論してみたい。
 政治的にも、右翼がダメとか、左翼がダメ、とか中道でなければならない、とか、そういうものでもないだろう。個人的には国と国が軍事的な戦闘で争う、というのは愚策極まりないと感じるが、そうでもない競い合い方をしている分野も多々あるわけだから、そこまで一概にダメとは言えないと感じる。オリンピックの金メダル争いとかは、実にくだらない、と個人的には感じるが、やっている本人は命を懸けているようなこともあるだろうし、それを一生懸命応援する人がいて推進力になったりもする。

 ましてや、首相には頑張って貰わなければならない。これは動かしようのない事実だと感じる。もしかすると、首相は何も決定せず、時間を浪費さえしていれば良い、という考え方の人もいるかもしれないが、国が給料を払っているのである、それなりに働いてもらわなければ困るのではないか?
 もちろん、常に、個人が言いたいことを代弁してくれるわけでは無い。全く正反対のことをしたり言ったりもするだろう。それは政治家である以上そういう仕事なのだから仕方ない。だから「応援しない」というのはちょっと違うだろうと感じる。

 積極的にはこうだろう。

 「もっと頑張れよ」
 「海外へ行って、発言して来いよ」
 「国会で納得いく討論になるように話し合ってほしい」
 「そこ、ちょっとわかってないみたいだからもっと勉強してくれよ」
 「税金が無駄にならないような政治を進めてくれ」
 「国民が困っている問題を、早期に解決できるように努力してほしい」
 「全員が納得いくような結論を導けるような政治をやって欲しい」

 どうだろうか?
 それが、首相に対する「エール」だろうと私は思う。

 しかし、首相は国会が選んでしまう。
 残念だが、残念な首相はいるし、いたし、いても辞めさせられない。

 「もっと、しっかりしろよ」
 「首相なんだから、与党とばかり意見交換しないで、野党の意見も聴けよ」
 「国会に届かない、国民の声も拾えよ」
 「国会が紛糾しても良いから、どこまでも話し合って解決しろよ」

 そんな感じだろうか?

 まあ、園児にはそこまで言わなくても良いだろう。
 国のリーダーなんだから、しっかり働いてほしいし、頑張って少しでも社会が良くなるように仕事をして欲しい。

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■園児が「安倍首相頑張れ」=国有地取得の学校法人
(時事通信社 - 02月27日 15:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4452435

 国有地の格安取得が問題視されている学校法人「森友学園」(大阪市)が運営する塚本幼稚園(同)で、園児に「安倍首相頑張れ」などと言わせる教育が行われていると、民進党議員が27日の衆院予算委員会で指摘した。

 同党の福島伸享氏は、運動会の選手宣誓で園児に「首相頑張れ」のほか、「日本を悪者として扱う中国、韓国が心改め、歴史でうそを教えないようお願いします」「安保法制国会通過良かったです」とも言わせていたと紹介。特定の政党を支持する政治教育を禁じた教育基本法に違反するのではないかとただした。

 これに対し、安倍晋三首相は「園児に言ってもらいたいとは考えていないし、そういうことは適切ではない」との認識を示した。松野博一文部科学相は「政治活動に該当するか否かは、所管する大阪府が判断し、適切に指導する」と述べるにとどめた。 
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