『クソゲーオブザイヤー』なるものの存在をつい最近はじめて知った。
2ちゃんねる発、有志の皆さんが電子掲示板づたいにクソゲーを選考・批評し年間で最凶の一本を選び出す試みのようで。アカデミー賞に対するラジー賞みたいなものか。
物は試し、とたまたまサムネが目についた2013年の総評を動画サイトで観てみたところツボに入り、湧きあがる興味のおもむくままに最初へ遡って一挙観。
うちの会社にかつて存在していた穀つぶしの阿呆ども(たしか表向きはゲームクリエイターだとか何とかぬかしてたような気が以下略)が会社の金さんざっぱら溶かしながらぶっ散らばした排泄物も吊るされているのかな、と恐怖心と加虐欲ごたまぜな気分で最後まで見届けたがほぼ完全にスルーされていて安心するやらがっかりするやら(おい)
て言うかよく思い出してみたらこの祭りが始まったらしき2005年はかのマザーファッキン開発部は既に潰れていたんだったっけ。叩くネタすらないのではスルーされても当然である。存在だけでなくその愚かしい所業もまた旧世代に置いてきぼりにされ忘却の彼方だったということか。むべなるかな。
そんなことより?
いささか奇妙だけど興味深いゲームひとつ見つけたのでご紹介。
その名を「Project Root」という。
元はと言えば上述クソゲーオブザイヤーがらみで見知った代物。
昨年の一時ノミネートされかけていたようだが実際遊んでみたら面白かった。
喩えて言うなら2Dの見下ろし視点でスターラスターやってるような感触。
個人的にはかなり気に入った。
強いてマイナス面を挙げるとしたら人間キャラの挿絵。
いま現在の日本国内で「油田」を探求しているであろう人たちの水準に照らし合わせると無残すぎる。テキストを和訳しただけの限りなく投げっぱなしに近い産地直送なので好き嫌いが分かれやすいかも。もっとも、ゲームそのものはプレイ中しばしばバタ臭い顔の人が画面の端っこに入れ替わり立ち代わりはみ出てきては勝手にあれこれ喋ってるけどほっといても遊べるので概ね問題なし。
ちなみにPS2用ゲームソフトの中で個人的にいちばん大好きな『ファンタシースターユニバース』が2006年のKOTY大賞だったことを知った&総評読んでるうちに納得いかなくなり憤懣やるかたもなくなりゾンダーだかオンスロートだかに変異しそうになるほど怒り出してしまったあの日は遠い遥か彼方。
私はいつでも大好きですねどねー。ふんっ。
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♪ゲッターロボ!(live) / 影山ヒロノブ 〜 ささきいさお
https://www.youtube.com/watch?v=E-ijmvYNc9M
スタローンさんの吹き替えは「羽佐間道夫さんと佐々木功さんのどっちが好き?」って訊かれてもどっちか片方だけ選ぶのは無理だなー。ウェインさんの「納谷悟朗さんと小林昭二さんのどっちが好きなのさ」と同様。
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