皆様、お今晩は。サントリー美術館にて3月12日迄開催中の「サントリー美術館新収蔵品 コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス」展に行って参りました。その感想です。
サントリー美術館は、1961(昭和36)年11月20日に東京・丸の内のパレスビル9階に開館して以来、今日まで美術各分野のさまざまなご所蔵者の皆様とのご縁に恵まれ、コレクションを拡充してまいりました。
2017年3月30日に六本木開館10周年を迎えるに先立ち、本展覧会では、近年コレクションに加わった作品のうち初めて一括公開する、陶磁器とガラスのコレクション、あわせて約200件をお披露目いたします。
今回の展示の最大の特色は全作品写真撮影可能なところでありまして、シブチンの根津美術館や出光美術館、そして最近態度を軟化させつつある山種美術館も「館蔵品展」の際には基本的に写真撮影可能にして頂けると大変有り難く思います。写真撮影可能にしてもガラス等の写り込みが入るのでキチンとした画像が欲しい人は図録を購入するでしょうし、著作権が切れていないものに関してはデトロイト美術館展のときのように「SNSでの公開不可」と断り書きを入れておけば宜しいのであります。
さて今回は野依利之さまによる陶磁コレクションと陶芸家でもある辻清明さまによるガラスのコレクションでして入場料もいつもの1300円から1000円に値下げして下さっている上に全作品写真撮影可能なのでありますから笑いが止まらないのであります。
古代ローマのガラスから和ガラス迄多様なコレクションですが、自分がもっとも心惹かれたのは中国清朝のものでして透明で無いところに惹かれたのと、あと薩摩切子で久々に良い品を鑑賞出来て眼福でございました。
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2017_1/index.html
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