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2017年02月03日10:31

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530Sv って530Gyだと思えばよいのか?

 こんな高放射線量で、Svを単位に使っている意味は良く分からないが、
 530Gyだと思えばよいのか?

 530J/kg  4.2J が 1カロリーだから、水を持ってくると 毎秒 0.126℃の温度上昇。
 摂氏20度からだと、10分ほどで沸騰してしまう。
 (ごめん、間違いでした。 「毎時」 って書いてありますね。この3600分の1です。まぎらわしいな、なんで単位を毎秒で統一しないんだろう?)
 

 水の気化熱は 2250 kJ/kg だから 2250000 ÷ 530 = 4245 なので、

 1000÷4245= 0.235 g の水の供給があれば、一応沸点から上にはいかない。

 これ、毎秒の数値だから、一日では 20 kg 以上になる。
 なお、格納容器全体で積分した時にどんな量の水が必要になるか?
 に関しては、全体の放射線分布が分からないと計算できない。

 当たり前だが、完全に密閉された空間でこんなことをやれば、確実に水蒸気爆発する。



 なんとなく、こんな計算をしてみるだけでも、東芝が倒産しそうなのは理解できるが、
 未だに倒産していない、東京電力は今後どうなるのか?

 発電して、電気を販売すれば、これからの事故処理費用が捻出できる。 のだとすると、毎年1兆円ぐらいの利益があがる、みたいなざっくりした計算ができるわけだが、もしそんな利益が上がるのだったら、いままで払っていた高い電気料って、完全に詐欺の領域だったのではないかとさえ思えてくる。

 それとも、これから電気料金が10倍ぐらいに跳ね上がたりするのだろうか?
 実際に、東京電力の利益を4000億円ぐらいだと考えれば、これを単純に1兆400億円にするには、年間の販売電力約2500億kwに対し、1kw当たり4円の上乗せで何とかなりそう。

 さすがに何倍にも跳ね上がる、という計算にはならないが、この利用者負担はかなり少なく見積もっても、この先50年とか60年続くようなものだし、もし他の原発が同様の事故を起こせば、さらに上乗せされる可能性もある。

 そして、絶対に起こらない、とされた事故が簡単に起こってしまったのだから、
 いくら対策が強化された、といっても、もっとひどい事故が起こる可能性を否定はできない。

 原発事故は 「津波が原因」 だとされているが、この津波原因説もかなりうやむやな話に聞こえる。 体よく津波がきたから、「防ぎようがなかった」 といっているのだろうが、津波が来なくても爆発するような事故を起こしていた可能性は否定もできないのである。

 こんな状況になれば、地震なんかなくてもヒューマンエラーでも同じような事故が起こる可能性だってある。 実際にチェルノブイリの事故は地震や津波で引き起こされたわけでは無い。 そして、日本でも関西電力は原発の出力を一日の中で変動させるような発電方法を試みようとしていた。 やったこともなく、設計上もそうなっていないものを、「完全に間違った使い方」をしようとするのは、何もわかっていない電力会社が考え出すことである。

 津波がすべてさらってしまった、を理由にしてはいるが、本当はヒューマンエラーだったのではないか? と嫌疑を掛けられても、もう誰も実証できないだろう。

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■格納容器内、推定530シーベルト=2号機の画像解析―福島第1原発
(時事通信社 - 02月02日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4414259

 東京電力は2日、炉心溶融(メルトダウン)を起こした福島第1原発2号機の格納容器内部を撮影した画像を解析した結果、空間放射線量が毎時530シーベルトと推定されたと発表した。推定が確かなら、これまでに線量計で測った数値を大幅に上回る極めて高い放射線量になる。東電は「画像の解析によるもので、実測ではない。今後の調査で線量を測定する必要がある」としている。

 東電は1月、先端にカメラを付けた長い棒を格納容器の作業用トンネルから挿入。核燃料を納めた圧力容器の下で、作業用の足場に堆積物があるのを発見した。圧力容器から溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)なら極めて高い放射線を放つが、カメラには線量計が付いていなかった。

 画像のちらつきから線量を推定した結果、格納容器の内側に入った所で毎時50シーベルト、圧力容器下部に至る途中で同530シーベルト、さらに進んだ圧力容器下部で同20シーベルトと数値にばらつきがあった。これまでの最高値は2号機内部で2012年に測定された同73シーベルトだった。

 また、画像を詳しく調べたところ、圧力容器の下の足場の一部が1メートル四方にわたって外れているのが確認された。格子状の鉄製の床には熱で溶けたようなゆがみがあり、東電は「燃料デブリが落下したことはあり得る」との見方を示した。

 東電は足場に小型の自走式ロボットを進入させ、画像や線量計で燃料デブリの状態を探る計画だが、足場には他にも穴があり、東電はロボットの走行ルートを抜本的に見直す。足場にはデブリの可能性がある堆積物が付着しているため、走行の障害になる恐れがある。 
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