日々ターメリック増量カレーを食べている身としては、
何らかの議論はしておきたい。
カレーを食べたら元気になる、のを支える理由は玉ねぎニンニクなどでビタミンB群を豊富に取れるから、とか、具材を良く煮込んであるから消化に良い、などがあろう。
スパイスには、体温を上げたり、代謝を促進する効果はあるわけだから、仮にターメリックには何の効果もない、のだとしても、程よく様々なスパイスを調合できる組み合わせが成立することが大事なのではないか?
いわゆる、ウコンからクルクミンだけを成分として抽出したものが、何らかのサプリメントとして売られているのは、食事をおいしく、そして楽しみながら食べる。
という、本来の趣旨とはだいぶん違う。
おいしいと感じるもの、は個々人によって異なるだろうが、
人が、「おいしい」 と感じるt物を食べれば、それは幸福感を満たすものになり、
脳内での様々な神経伝達物質の分泌が促されるだろう。
よって、味がおいしいと感じるもの。 香りが幸せなおいしさを演出するもの。
こうした、食べ物を、できれば毎日食べる事。 が大事なのではなかろうか?
(二日酔い効くかどうか? については実感を伴ったことが無いので知りません。)
昨日は、100g 148円の牛すじ肉を購入。
もっと安い肉が売られていれば良いのだが、現状ではこの辺が限界の様子。
えっと、トランプ政権が発足して、TPPは発行自体が危ぶまれているが、
そうであっても、アメリカは、日本の牛肉関税を下げる交渉をしてくるだろうから、
肉の値段は将来的には下がるはず。
勿論、国内の酪農家は今までと同じ経営ではつぶれてしまう。
安い肉を作るか、高くても売れる肉を作るしかない。
個人的には、オーストラリアやアメリカ合衆国などから、安い牛肉が輸入されて、市場で買い求めることが可能になる方を支持するが、国産牛肉を食べたい、と思う人がわざわざ高くても国産を食べるのに別に文句はない。
当たり前だが、食べ物に関して、国産が美味しいとか、輸入品がまずい、みたいなことがあるわけではない。 国産でもまずいものもあれば、輸入でもまずいものはあろう。
ただ、素材としてみるなら、それを 「どう調理するか?」 の問題だから、輸入肉にはそれに対応した料理の仕方を工夫していくべきである。
米なんかも、早く、めちゃめちゃ高い関税を撤廃して欲しいものだと、随分前から思っている。
食料生産を、戦略物資、とみて、どうやって国内の自給率を維持するか?
については、大きな問題だと感じるが、
現状の日本で、貧しく暮らしが立ち行かない人に、十分な手が差し伸べられていない、という状況で、低所得者からも税金を高くとって何とか国家財政を維持させよう、としているのをみれば、
海外から安い食品を輸入するのは、
随分助けになるのではないか?
結果的に、生活が豊かになり、貧しさから解放され、税金も下がる。
みたいな効果は期待できる。それを、国内で軋轢のないように、現状暮らしていけてる人に、これからのの社会で生きて行けるだけの、仕事の変化の猶予や、資金的サポートをするのが政治の仕事だろう。
利権に絡んだ議論しかできない日本の現状は、ちょっと危うくも感じる。
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効いている気がしただけ!? 「ウコンに薬としての効能なし」ミネソタ大学研究チームが論文を発表
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4412137
世界のあらゆる場所で民間療法に利用されており、カレーのスパイスとしても活躍。日本では「二日酔いに効く」とドリンクや薬なども販売され、お酒の席では「頼むぞ!」と困ったときの救世主とも呼べる存在だった香辛料・ウコン(ターメリック)ですが、米ミネソタ大学の研究チームが最新の論文で「薬効成分はない」と発表しました。な、なんてこった……。
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特にウコン(ターメリック)の主成分である「クルクミン」というポリフェノール化合物に対して「健康によい作用を及ぼす物質である」という期待がなされていたのですが、今回発表された研究論文では、率直に「そもそも体内に吸収されないので、薬としての効果は全く生じえない」と述べられています。
皆さまは「プラシーボ効果」という言葉をご存じでしょうか。簡単に言えば、思い込みが身体に対してよい影響を与えることを指します。日本語では「偽薬効果」と呼ばれることもあるので、読んで字のごとく。取りあえず身体によいと聞けば、イコールで薬効および何らかの効能が期待できるのでは? と信じ、取り入れた結果、病気の治癒が早まったり、元気になることがあります。今回のウコンもその「プラシーボ効果にすぎない」とバッサリと論じられていました。なんとなくガッカリ。
では、どうしてウコンが二日酔いに効く、肝機能によい影響をもたらすなどと喧伝(けんでん)されてしまったのか。クルクミンには、専門用語で“PAINS”と呼ばれる「実際には何の効果もないけれど、研究の上では何か影響を与えているような偽の観測データを生み出す特殊な性質」とされるものが含まれていたのが要因なのだとか。何らかの効能が期待されていたクルクミンですが、実際はタンパク質に対して何の作用も及ぼさない成分だったんですよ、というのが今回の研究の結論です。
最終的に研究チームから「クルクミンをこれ以上研究することは無意味で、予算の無駄。今後は一切クルクミンに関する研究をやめて、ほかの化学物質に時間や予算を費やすべき」とまで言われてしまったウコン。ちょっとかわいそうですが、われわれの「頼むぞ!」をスルーしていた罪なのでしょうか。それとも「なんかよさそう」という、たったそれだけの理由でウコンを妄信的に信じたわれわれが悪いのか。堂々巡りは続きます。
なんにせよ、お酒の飲み過ぎには十分注意したいところです。最終的に頼れるのは己の判断力のみ。ウコンくんにはこれからも色づけ担当や、カレーなどをおいしくする役目を果たしていってほしい。私たち人間もウコンも、存在理由はきっとある。「無意味」な存在なんてこの世にないはずだから……(落涙)。
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