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2016年12月28日06:57

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嵯峨野観光鉄道 嵯峨野トロッコストーブ列車

画像は嵯峨野観光鉄道のホームページより拝借。



京都市右京区嵯峨天龍寺車道町にある、JR嵯峨嵐山(さがあらしやま)駅に隣接する、トロッコ嵯峨駅と、京都府亀岡市篠町山本にある、JR馬堀(うまほり)駅に近い、トロッコ亀岡駅とを結ぶ、嵯峨野観光鉄道では、昨年(2015)始めた『嵯峨野トロッコストーブ列車』を、この冬も運転しています。

年内は明日12月29日(木)まで(12/30〜2/28は冬期運休期間)、来年(2017)は3月1日〜3月中旬までの予定です。

昔なつかしい石炭を燃料とするだるまストーブが、3・4号車に設置されています。

詳しくは嵯峨野観光鉄道のサイトのお知らせのページ→https://www.sagano-kanko.co.jp/news.php?id=81




嵯峨野トロッコ列車は全車指定席、全車禁煙です。乗車券は途中下車前途無効です。

前売券は乗車日の1ヶ月前の午前10時からJR西日本の主な駅のみどりの窓口、全国の主な旅行会社で発売されています。

当日券はトロッコ嵯峨駅では8:40から、トロッコ嵐山駅では8:50頃から、トロッコ亀岡駅では9:00頃から、当日分の全列車分が発売されます。



嵯峨野観光鉄道株式会社は、京都市右京区嵯峨天龍寺車道町に本社を置き、山陰本線旧線を利用した嵯峨野観光線にトロッコ列車を運行している、JR西日本の完全子会社です。

複線化によって使われなくなった線路の観光利用を目的として、1990(平成2)年社長以下スタッフわずか9名で発足しました。

もともとこの保津川渓谷沿いのルートは、渓流や奇岩など自然の創りだす素晴らしい景観を車窓から楽しめる路線として知る人ぞ知る名所でしたが、観光資源として特に注目されていたわけでもありませんでした。

線路切り替え後放置されていたため、レールは錆び、枕木は腐り、路肩は崩れて草が生い茂るという荒れた状態にスタッフ全員が呆然としましたが、たった9名で、ではなく9名だからこそ強いチームワークが生まれ、沿線整備と企画・営業活動に一丸となって取り組まれました。

安全のための線路整備は言うまでもなく、桜や楓の植樹など「観光鉄道」として事業発足初期から、荒廃していた沿線の美化に取り組まれ、1991(平成3)年4月27日午前9時35分、トロッコ列車第1号列車は出発しました。

乗客数は、当初の予測、年間23万人をはるかに超え、初年度から69万人を数える、といううれしい誤算でしたが、それだけに開業後の人手不足は深刻で、スタッフだけでなく社長も、車両・線路・施設の保守点検、切符の販売・改札業務、果てはトイレ掃除まで何でもなさいました。

2013年度以降は年間100万人を超える乗客に利用されています。



嵯峨野観光鉄道ホームページ→https://www.sagano-kanko.co.jp
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