mixiユーザー(id:2921895)

2016年12月23日19:15

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復旧、明暗が分かれるかもしれない。

2011年7月の豪雨災害以来、
福島県会津地方のJR只見線・会津川口〜只見間の運休が続いています。

橋梁流出など被害が甚大で、
なおかつ乗客数が減っていることなどから、
一時は廃止してバス転換するのではという案もかなり現実味を帯びたこともありました。


しかし、復旧費81億円の3分の2を福島県と地元自治体、残りをJR東日本が負担するスキームで、
復旧する方針であると報じられました。
その場合、設計から約3年程度で復旧するという見込みも示されたようです。


もちろん、存続への厳しい意見が地元からもあるにはあったようですが、
観光路線としての存在価値もあり、また廃線になった場合、
残りの区間もやがて廃止になるのでは、という危惧もあるようです。
(もっとも、JR只見線は被災前、観光列車等の臨時列車の設定も観光シーズンには多く、そのことを考慮して鉄道のダイヤも行き違い可能な駅では待ち合わせ時間も長めに設定されていました。)



それでも、このように復旧の方針が示される一方、
北海道のJR日高本線の鵡川〜様似間はとうとう廃止がJRから提案されました。


復旧にかかる費用も莫大であること、
かつ地元自治体も負担できないという方針であることから、やむを得ず廃止になりそうです。
(ただし、鵡川〜日高門別間については地元から復旧を条件に費用負担の用意があると表明されており、別途その費用等は公表されるようです。)


JR只見線以上に厳しい状況であり、
こちらはなかなか難しいだろうなあとは思っていましたが・・。まあそれもやむを得ないでしょう。

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