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2016年12月18日09:16

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京都駅八条口駅前広場の整備が完成しました

画像は京都市のサイトhttp://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000178520.html
より拝借。



(以下2016年11月16日の門川市長定例記者会見の内容をコピペ)

 本日は私から,2年前から整備を行っておりました,「京都駅八条口駅前広場」が,12月15日にグランドオープンしますので,御報告いたします。

 京都市には,年間5,600万人を超える観光客がお越しになります。先日も,アメリカの権威ある旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」において,世界観光人気都市2位という栄誉ある評価をいただきました。京都市民はもとより,多くの世界の方々にも京都駅を御利用いただいております。京都市は,港も空港もない世界でも稀有な国際都市であり,京都駅が正に玄関口でございます。また,歩くまち京都,公共交通優先の取組を実施するうえでも京都駅は大きな役割を果たしております。

 京都駅の八条口は,昭和39年に東海道新幹線の開通した際に,大規模な整備が行われましたが,それ以後,半世紀を超えて同じ状態でした。そのため,タクシー乗降場は客待ちのタクシーで溢れ,駐車スペースに入れないタクシーが八条通を塞ぎ片側3車線あるにもかかわらず慢性的な渋滞を引き起こしておりました。

 京都市では,多くの関係事業者,地域の方々との丁寧な話し合いを経て,合意形成を行い,3つの基本方針を基に平成23年に「京都駅南口駅前広場整備計画」を策定しました。3つの基本方針,「歩くまち・京都の玄関口」,「京都の顔」,「まちの賑わいの創出」を基に,限られたスペースの有効活用を図りながら,公共交通の乗継利便性の向上や快適な歩行者空間の創出を目指し,平成26年11月に整備を開始いたしました。

 皆様の御理解のもと,整備期間中は無事故で順調に工事が進められました。12月のグランドオープンに先立ちまして,新たな京都駅八条口駅前広場の特徴と魅力を3点お伝えいたします。

 まず,1点目は,「公共交通の乗継利便性の飛躍的な向上」でございます。市バスや地下鉄,JR,民間バスなどが今まで以上に利用しやすくなりました。

 京都駅の中央,南北自由通路の南端に,京都を訪れる多くの方々をお迎えする場所,また,京都から出発される場所として,まちの玄関である「門」をイメージした拠点広場「みやこ夢てらす」を整備いたしました。

 これにより,路線バス乗降場や一般車送迎スペースへ,雨に濡れることなく直接アクセスできるようになりました。また,「路線バス乗り場」につきまして,以前は駅の東西に分散して分かりにくかったバス停を,駅正面に集約いたしました。特に,鉄道との乗り換えが多い市内路線バスを拠点広場から近い位置に配置し,公共交通の乗継ぎ利便性,わかりやすさが向上しました。

 2点目は,「快適な歩行者空間の創出」であります。

 以前は歩行者にとっては空間が狭く歩きづらい,車いすの方,身体的な条件のある方が非常に困っておられることもございましたが,今回の整備により,多くの方が同時に利用していただけるようになりました。広くゆったりと歩けるようになった歩道には,交差点や動線の分かれ目など,乗り継ぎにも配慮した誘導案内サインや施設案内サインを配置いたしました。

 また,拠点広場「みやこ夢てらす」の人々が集まる場所には,駅周辺の地図や路線バスのりば等を掲載した総合案内板を設置しております。特に,拠点広場「みやこ夢てらす」には,音声案内機能を付けた総合案内板を設置いたしました。

 次に「サンクンガーデン」です。大型観光バスの出入りする貸切バス乗降場のそばに,市民の方や修学旅行生などの利用者にくつろいでいただく空間として,大階段とこれまでに無かった上屋を整備しました。300人の方がバスを快適に待っていただけるスペースを確保いたしました。サンクンガーデンには,水飲み場やドライミスト設備も設置しています。

 最後の3点目は,「限られた空間の有効活用」でございます。

 整備前は,駅正面の大部分をタクシーの待機場やパーキングチケット駐車場が占めており,送迎のためのスペースがなく,送迎時の乗り降りは,自動車が行き来する八条通の路肩を利用しておりました。今回の整備により,八条通の車線数を6車線から4車線に削減し,パーキングチケット駐車場を廃止するなど施設の抜本的な配置の見直しにより,空間を確保し,障害のある方,一般車や送迎バスのための乗降スペースを,新たに駅正面東側に整備いたしました。この結果,便利で安全に乗り降りしていただけるようになりました。

 この送迎スペースは,人の乗り降りのための停車以外は駐停車禁止としております。しかし,駅への送迎のため,どうしても短時間駐車しなければならないという方のために,アバンティ地下の駐車場を30分間無料にするなどの取組も合わせて実施しております。また,警備員を配置するなどルールを徹底して,一般車送迎スペースを確保しております。多くの方々に適切に御利用いただいており,現在は整備前のように八条通に車両が溢れ出し交通渋滞を引き起こすといった事態は生じておりません。

 そのほか,整備前に,八条口の路上に溢れていたタクシーや観光バスの対策として,それぞれの乗降場を整備いたしました。タクシーは,乗り場と降り場を駅正面の東西に分離しまして,駅前広場内の通行を円滑にするとともに,タクシーをスムーズに乗り場に誘導するため,乗り場の西側にタクシー待機場を整備しました。

 また,乗り場から離れた場所に待機場所を設け,駅前の待機場の空き状況を確認しながら無線でタクシーを送り出していくショットガン方式を本年4月から導入しております。この対策により,八条通の渋滞が解消されています。

 また,貸切の観光バスの乗降場は,タクシーの経路と分離しまして,アバンティ前に整備しました。そして,整備前の2倍となる12台分に拡大しました。貸切の観光バスについては,タクシーと同様にショットガン方式を導入する予定で準備を進めております。

 このほか,駐輪場についても限られた空間を有効活用し,地下空間を利用した高い収容能力をもつ機械式地下駐輪場612台分を,京都府内で初めて採用いたしました。また,まちかど駐輪場と合わせて合計852台の駐輪場を整備しております。以上の整備を12月に完了し,12月15日にグランドオープンいたします。

 今回,ハードの整備は完了いたしますが,引き続き,皆様に適切な御利用をお願いすることについて,関係機関ともしっかりと連携を図りながら取り組んでまいります。

 東京オリンピック・パラリンピック,その翌年のアジアで初めて開催される関西ワールドマスターズゲームズなど,日本が,また京都が注目される時期が近づいてきております。市民の皆様はもとより観光客の皆様に快適に御利用いただけるよう利便性の向上に取り組んでまいります。

(コピペ終わり)



京都駅八条口は、新幹線や近鉄線の側、東西に走っている線路の南側、つまり東海道線の海側の改札口の方です。京都タワーがある烏丸口が北側です。

市長の記者会見にもある通り、本当にすっきりしました。



以前、駅前広場の中にあった自家用車整理場(60分制限のパーキングチケット制)は、なくなりました。一般車乗降場所では、「人を降ろして速やかに発車」する場合と「既に待っていた人を乗せて速やかに発車」する場合にのみ乗入れることができます。待機が発生する場合には、別の場所の駐車場に入庫することになります。

以前、駅前広場の中で隣接していた、タクシー降車場、タクシー乗り場、観光バス乗降場は、それぞれ離され、タクシー降車は駅前広場東寄り(東京方)、タクシー乗り場は駅前広場西より(神戸方)、観光バスは八条通を挟んだ向かい側(南側)になりました。

一般・高速路線バスは、駅の南北自由通路のそばに集約されました。

定期観光バスと伊丹・関西の空港バスは、アバンティとホテル京阪の近くになりました。



詳しくは↑のリンク先へ。

2016年11月16非の京都新聞の記事『バス路上待機解消へ 京都駅八条口広場、12月15日に全面供用』→http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20161116000197

2016年12月15日の京都新聞の記事『バス、タクシー混雑緩和へ京都駅八条口改修』→http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20161215000138



京都駅八条口周辺の有料駐車場は時間当たり単価が高いので、長時間の駐車には向いていません。

京都観光には別にパーク&ライド駐車場が用意されていますので、自家用車という大荷物は混雑する市街地や観光地には乗入れず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、パーク&ライドをご利用になると、いちいち車へ戻らず次へ次へと行けますので、強くお勧めします。

京都市トップページ > 市の組織 > 都市計画局 > 各課の窓口 > 歩くまち京都推進室 > 京都観光パークアンドライド 駐車場案内http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html
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