フッ素樹脂加工フライパン

　以前に日記で書いてから、フッ素樹脂加工フライパンを使うことに対する忌避感みたいなものがなくなってしまって、もう何度か使いました。買うか悩んでいた新しいフライパンも、そんなに欲しくなくなっています。書くことで吹っ切れるというのは、ちょくちょくありますな。

　炒飯も近ごろのトレンドにあわせ、中火でじっくり作ってみました。この場合はたしかにフッ素樹脂加工のフライパンが適していると思います。そして、こっちの炒飯も別に悪くはなかったです。強火で煽る調理法については、土井善晴が若葉マークのドライバーがF1マシンを運転するようなものだと言っていて、それはおそらくその通りなのでしょう。
　しかし、実は私の場合、自分の中の蛮性を解放するために中華鍋を振っていたのであって、炒飯は結果としてできたから食べているにすぎません（なんかいろいろ衰えたのか、最近はそういう機会も減りましたが）。なので、今後も炒飯についてはガスのツマミを最大に開いて中華鍋で作ろうと思います。

　麺を具と一緒に蒸したり、ゆであがったパスタをソースとからめるような、火力を上げなくて鉄のフライパンだとこびりつきそうな場合は、フッ素樹脂加工が適していると思います。あと、まだ試していないけどオムレツとか。あれも自分には火加減が難しくて手こずっています。どうせ失敗しても食べるのは自分だけだしなというあたりが、なかなか上達しない理由かもしれませんけれども。