人間の体力のピークは20歳ちょっと前ぐらいだそうだ。
スポーツ科学の本に書いてあった。
それからだんだん衰えていく。
個人差はあるけど、大雑把に言うと10年で10パーセントずつ体力は落ちていく。
20年で20パーセント、30年で30パーセントだ。
だから40代では全盛期の8割、50代になると7割になる。
このぐらいになると体力低下を実感してくる。
最近どうも若い頃に比べて無理がきかなくなったなあ、などと言い出す。
体力が70パーセント落ちると要介護の状態になる。
だいたい90代だ。
でも中には90歳を過ぎても元気な人がいる。
これは日ごろから鍛えているからだ。
どんな人でも、適切なトレーニングをすれば15パーセントから20パーセントぐらい体力が向上する。
90歳でも70代の肉体まで戻すことができる。
そこでわたしは、毎日トレーニングをしている。
ジョギングまたは階段の昇り降りだ。
時間は60分。
週に5日やればいいらしい。
でも日によっては朝から夜遅くまで出かける用事があったり、読書やゲームに夢中になってできないときもある。
だからなるべくトレーニングできる日は行なうようにしている。
さらに運動をした直後に動物性タンパク質を摂ると、より効果が上がるそうだ。
ボーナスポイントとして、さらに10パーセントほど体力向上する。
これもスポーツ科学の本に書いてあった。
だからイオンのトップバリュのプロテインを買ってきた。
安いしココア味で美味しいから。
よけいなことだけどプロテインには2種類ある。
牛乳から作るホエイプロテインと、大豆から作るカゼインプロテインだ。
大豆から作る方は植物性タンパク質だから吸収が悪く、役に立たない。
高齢者は肉食中心でタンパク質を摂取した方がいいというのは、ちゃんと理由があるのだ。
トレーニングが終わると、冬でも汗びっしょりだ。
冷たい水でプロテインを溶かして飲む。
とても気持ちがいい。
そのあと日によっては晩酌で酒を飲む。
そこで、ふと気がついた。
プロテインに焼酎を混ぜて、プロテイン割りにすれば良いのでは。
やってみるとチューハイのようで飲みやすく美味しい。
でも、こういうのはタンパク質の吸収についてはどうなのだろう。
早く身体に吸収されるような気もするし、遅くなるような感じもする。
スポーツ科学の本には、いくら読んでもどこにも書いてない。
困ったものだ。
専門書というのはこれだからいかん。
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