病院に車突っ込む 3人が死亡
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4324580
また、悲惨な車事故が起きました。
最近とにかく多い、高齢者の事故(今回はプロドライバー)。高齢という事も、原因の一つではあると思いますが・・・・・・
事故を起こした方の多くが、『ブレーキを踏んだが止まらなかった。』と言っているようです。
でも、事故状況を確認すると、ブレーキを踏んだと言っている辺りから、急加速してることが多いようで、これはもう、ブレーキだと思って踏んでいるのが、アクセルだったと言う、ブレーキとアクセルの踏み間違い以外考えられません。
そして、踏み間違いをするのは、高齢者で判断能力や運動能力が落ちて来たからだとの論調で、多くのマスコミが掻き立てます。
しかし、一部の自動車ジャーナリストや車マニアの方がブログなどで言っているのは、一番の原因はペダルレイアウトだという事です。
私も、この意見に賛成です
事故を起こした車で、車種が確認できた車は、ほぼ、皆同じペダルレイアウトになっています。
つまり、ブレーキペダルが運転席に座った時に、体の中心より左にある車です。
日本は、右ハンドルの為に、どうしてもアクセルペダルが左側に寄り気味で、ブレーキペダルが体の中心付近に、左ハンドル車よりも来やすくなります。
でも、安全を考えているメーカーはいろいろな工夫をして、ブレーキペダルの位置を体の中心より右に来るように設置しています。
逆に、安全性を軽んじているとしか思えないメーカーは、ブレーキペダルを体の中心より左側に設置している車種を大量生産しています。
右足で、ブレーキを踏むように教えて、実際に右足でブレーキを踏むことが多い以上、ペダル配置も、『右足で踏むこと前提にキチンと配置する』のがメーカーの役割だと思います。
安全をきちんと考えて作っている車は、運転席に座って自然に前に右足を置いたところにブレーキペダルが有ります。そこからさらに右に足を動かしてアクセルペダルです。
そうでなければ、咄嗟の緊急時に足を延ばした位置で精一杯力強く踏ん張った時に、ブレーキを踏むことが出来ません。
何もない平時は、体の中心より左にあるブレーキぺダリを踏むために、体を捻ったり(無意識にやっているから余計に怖い)、右足を大きく左へ動かしてブレーキを踏めていても、咄嗟の時には、それが出来ないのです。 これは人間の当たり前の反応です。
だから、ブレーキを踏んでいるつもりで、アクセルを踏んでいるのです。これは高齢だからと言うだけではなく、決定的に構造的な問題なんです。
左足でブレーキを踏むと言うのは、また別の話になるので、今回はあくまでも右足ブレーキという事を前提です。
軽自動車やコンパクトカーは、右ハンドルの車だと、理想のペダル配置にするのは、前輪のタイヤハウスが邪魔して大変です。でも、出来る限り工夫して、お金も掛けて、きちんとしているメーカーもあります。
どうして、大手メーカーの最も売れている車がきちんとしたペダル配置になっていないのか・・・私には理解が出来ません。
咄嗟の時にブレーキではなく、アクセルを踏んでしまう構造の車が、周囲にわんさか走っていることが怖くて堪りません。
この重大事を何故にマスコミは取り上げないのか疑問でなりません
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