愛知県の知多半島を走るJR武豊(たけとよ)線、
おとといの夕方、運転を見合わせていると、
テレビの速報で出てきました。
人身事故か何かだろうと思っていたら、
意外な原因が判明。
亀崎駅(半田市北部)で、貨物列車が身動きが取れなくなったとのことでした。
武豊線は貨物列車も本数が少ないながら走行し、
その貨物列車も半田埠頭(衣浦(きぬうら)臨海鉄道の貨物駅)発、
稲沢経由名古屋貨物ターミナル行きのコンテナ列車です。
その日、運転司令員のミスで、
本来通過予定の亀崎で青信号を出さず赤信号のまま停車させてしまい、
貨物列車は編成が長いため、その後部が後ろのポイントにかかったまま停車してしまい、
衝突防止のため、そのポイントを動かせないことから、
行き違い予定の列車にも青信号を出せなくなってしまった・・・
というのが原因のようです。
こうしたトラブルは武豊線が初めてではありません。
関西本線・春田駅でも2013年12月に同様のトラブルが発生しています。
いずれも、安全側線(オーバーランした場合に突っ込む行き止まりの線路)の設置などで、
こうした事態は回避できるところですが・・・。
まあ、運営がJR東海なら、在来線にこうした対策を取らないというのも、
悪い意味で不思議ではありませんがね。
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